湘南発、六畳一間の自転車生活

自転車とともにある小さな日常

虫沢、尺里、そして温泉と輪行

2010年06月25日 | MTB
 今朝は頑張って3時20分起き。もちろん日本vsデンマーク戦を応援するため。そして寝不足の影響がなければ、試合終了後MTBで出かけよう。そう、僕は今日お休みなのである。

 いやいやデンマーク戦素晴らしかったですね!もう朝から大興奮ですよ。

 でも眠気と勝利の感動や興奮はまた別の問題らしく、試合終了後は再び布団へ。そして9時頃起きて、10時少し前にMTBにまたがって家を出たのだった。 



 本日まず向かったのは秦野峠。東海大学近くのなか卯で少し早いランチに親子丼と冷たいうどんのセットを食べ、中山峠を越えて、寄大橋までとりあえずやってきた。ゆっくり走ってきたのに、太く重いタイヤのMTBでの走行ということでこの時点ですでに疲れ気味。



 林道に入ってからは「日本も勝ったのだからお前も頑張れ!」などと自らを励ますこともなく、淡々黙々とペダルをまわす。天気予報では今日は晴れマークずらりだったが、残念ながら空は曇りで空気はかなり霞んでいる。でもこの時期は雨の心配がなく走れるだけありがたい。



 そして寄大橋から30分近くもかけて秦野峠へ。あいにく富士山は見えないが、吹く風と峠の雰囲気が今日もとても気持ち良かった。

 さて秦野峠で少しのんびりしたあとは、今日のメインである虫沢林道へ。なぜだかわからないけれども、MTBでダートを下りたくて最近うずうずしてたのだ。そしてだったらまだ走ったことのない虫沢林道へ行ってみようと思ったのだ。

 秦野峠からすぐにダウンヒルがはじまるのかと思ったら、虫沢林道の最高点はさらに標高差50mほど上ったところだった。



 そして舗装路を少し下ったところからいよいよダートへ。 



 最初は結構おとなしめのダートだったので、これだったら楽しくはないけどなんとかロードでも大丈夫かな?と思ったのだが、途中からMTBでこそというガッツのあるダートになった。これはロードでは無理だわ。いや、走った人もいるわけだから無理ではないけれども、そうとう大変というか、なんちゅうか。僕は少なくとも走りたくない。いやいや、あらためてお疲れさまでした。



 楽しい下り。本当に荒れている場所は、ここぞとばかりにガラガラジャリジャリと通り過ぎてしまったので写真はなし。いや~、楽しかった。



 そして景色もなかなか。



 秋から冬にかけての空気の澄んでいる頃にまた走りに来よう。

 途中に舗装された区間が結構あるのが残念だけれども、行き止まりの未舗装路ではなく、しっかりツーリングとして楽しめるダートがこのあたりにあるだけでもありがたいと思わないといけないのだろうな。願わくばずっと舗装されず、このままむき出しの地道であって欲しいけれど・・・



 ボトルの水がなくなりかけていたところで、滝を利用した水場が。今日は湧き水かなり飲んでるのでお腹やばいかなと思ったけれど、結局大丈夫だったようだ。



 未舗装路が終わり、しばらくこんな感じの舗装路を下ってからは



 今度は尺里峠へ。ここらはツーリングを楽しむのにもってこいの場所だな。



 尺里峠では、地元の方々が草刈の真っ最中だった。ひとりの人が「写真撮るぞぉ」と近くまでやってきて親切に声をかけてくれたけれど、そのときも草刈り機の歯はぶんぶん回っていたのがちょっと怖かった。



 峠からはこちらはロードでも大丈夫そうなダートを下り、再び高松分校へ。



 そして山北へ下る途中に薄っすら富士山が見えた。晴れという天気予報はだてではなかったとなんとなく思った。



 前回、多分きつかったがために見逃してしまった九十九折りを見下ろす地点も今回は無事確認できた。

 酔いそうになりながらこの九十九折りを下り、山北駅に着いたのが15時頃。今日は駅のすぐとなりにあるさくらの湯で汗を流して、ここから輪行である。出走が遅くなったからとかではなく、もともと今日はこんな感じのツーリングをしてみたかったのである。



 というわけで、MTBを輪行袋につめてからゆっくり温泉に入り、16時2分の電車で帰路へ。



 本日の走行距離77.85km+藤沢から鎌倉までの12.11km

 日本は勝利で決勝トーナメントに進んだし、僕はささやかながら自転車を楽しんだしと良い1日だった。