丹沢の翌日は、たまには湘南っぽくランドナーで海ポタ。
この時期の晴天のサイクリングは本当に気持ち良過ぎる。
昨日それなりにがっつり走っているので、本当にのんびりペースで普段は入っていかない小道を海に向かって走ってみたりもした。
しかし、以前から気になっていた海を見下ろす小道を探索しようとしたところ、なにを間違ったかその先に続いていた山のなかに入り込んでしまった。ただ結構楽しそうな道だったので、行けるところまで行ってみようと奥へ進んだ。途中からヤブがひどくなったが、それでも自転車を押して先へ進んだ。
しかし、それもここまで。この先にも不明瞭な道は続いていたがこれ以上自転車と一緒には進みたくないという気持ちになっていた。とはいえ、せっかくここまで来たのだからどこに抜けるかは知りたい。というわけで、カメラとGARMINだけ持ってヤブや木々をかきわけながら歩いてみたのだけれども、結局途中で挫折。もうどこが道なのかわからない。
元の道に戻る途中に、もう1本枝道を探索してみたのだけれども、その道も結局行き止まりみたいな感じだった。ここらは次の冬に集中的に探索してみたいと思う。
ちなみにここまでのアプローチは、ランドナーで上ったなかでは今までで一番きつい勾配だった。喘ぎながら一瞬覗きこんだGARMINには30%という数字が出ていたけれども、実際それに近い勾配はあったかもしれない。引き返したときは、怖くて結局押して下った。
気になっていた道はとても雰囲気の良い道だった。やはり土の道だったが、さっきまでいた道とは比較にならないくらい、走りやすく歩きやすかった。
その後さらに山のなかへ進んだのだが、再びものすごい勾配の坂があらわれた。タイヤが後ろにずり落ちていかないように、路面は正真正銘洗濯板のようにギザギザ加工が施されていた。わっか、ただのギザギザなどは今までも普通に経験あるけれども、まさしく洗濯板のようなこんな路面ははじめてだった。
ここも頑張って上ってみたのだけれども、写真の場所まではなんとか上れたけれども、急勾配の道はその先にもまだ続いていて、結局あと少しのところで足つき。勾配を確認するためにGARMINを覗きこむ余裕はもちろんなかった。
自転車を押して坂を上りきると、以前MTBで走ったことのある尾根道に出た。吹き抜ける風がとても気持ち良かった。
そのあともうしばらく海に近い山といっていいのか、崖といっていいのかわからない場所をふらふらして、最後にこの道を下った。ランドナーの効きの悪いブレーキではちょっと怖かったけれど、サドルの後方にしっかりお尻を引いて無事に下りきった。
早い時間に帰宅したので、家で時間調整して、昼は久々に海鮮漬け丼。僕は3分前にお店に着いたのだけれども、開店してすぐに16席くらいが満席になってしまった。
金土のこの連休は、久し振りに会津方面に行こうかと考えていた。でも前の晩まで悩んだ挙句、今回は見送ることにした。だから気持ち的になんとなくすっきりしないところもあったのだけれども、昨日今日と素晴らしい天気のなか自転車に乗ることができてもやもやした気持ちはすっかり消失した。やっぱりこの季節の自転車は気持ち良いなぁ。
新緑の南会津はチャンスがあれば、日帰りでもいいから6月に走りに行こう。