日曜日の『夢屋国王』は、日本という国家の総選挙のニュース報道を深夜まで見続けてしまい、月曜日のブログ更新をサボってしまいました。下らない個人の日記のようなブログが更新されなくても、日本という国家に何の影響もないのであるから問題はないのでありますが…^^;
国政選挙の度に誰しもが感じることでありましょうが、投票函が締められる午後8時の時報と同時に、各テレビ局は選挙期間中の世論調査や選挙当日の出口調査の結果を基に、一斉に当選・当確のテロップが流されるのでありまして、それなら開票なんかしなくても良いのではないかと思えるほど、ほぼ正確に選挙動向を分析し放送してしまいます。オジサンたちは、勝利した党首のにこやかなインタビュー風景と、惨敗した党の選挙参謀の意気消沈した顔を見比べながら酒を飲み、ほくそ笑むのであります。日曜日の夕刻、そんな秘かなお楽しみ会を催そうと友人『ノロ君』から、酒宴のお誘いがありましたが、野暮用で出かける予定があったので酒を飲むことが出来ません。結局、深夜にビールをひと缶飲みながら、選挙結果を延々見続けたのでありましたけれど…前総理大臣が選挙区で落選?有力閣僚が落選?これが小選挙区制度の恐ろしさでありまして、一度世論のトレンドが決してしまうと、地崩れ的に体制が変化してしまう。死に票の大量発生と与野党の一気の逆転劇…これが大選挙区や中選挙区では、顔ぶれはほとんど変わらないというジレンマに陥るのでありまして、小選挙区制度の功と罪であります。前総理大臣が駅前でビールケースのお立ち台であいさつしても誰も聞いてくれない。握手を求めても誰も止まってくれない…そんな映像が(そういう映像を意図的に撮影したのだろうけれど)印象的でした。以前は、彼の選挙区で学生時代を過ごしたものですから、市民運動の旗手としての彼の姿と、今では少し老いた彼の姿が重なって、特に支持する訳でもないけれども一抹の寂しさを感じたのでありましたよ。(比例区で復活しちゃいましたけど^^;)
さて、オジサンの身体に良い物を探す旅も「せ」の段を考える時、「セサミン」や「セージ」が思い浮かんだのでありますが、ハーブ類としては知名度の高い「セージ」は、殺菌効果や消化を促す効果が期待できるそうであります。また、更年期障害の緩和にも役立つとか…偶然ではありますが、ここまで書くと、本日のオチが見え始めてきました。「セージ(政治)」の自浄作用による殺菌とオジサンたちの消化不良の改善を期待しよう。注意点は、定められた量(定数)を超えないこと。高用量の連続長期使用は避けることだそうであります。確か解散前の党首討論で、定数削減を確実に実施し、違憲状態の一票の格差を是正するとともに、自らの身を切って行財政改革を進めること。然るべき後に、消費税の増税を検討することが事前のお約束ではなかっただろうか?「セージ」の効能書きには、記憶を喪失させる効果は無いはずでありますが、連続長期使用と大勝という免罪符を同時服用すると「政治」という代物は、物忘れがひどくなるんですよねぇ…お粗末^^;
早朝から飛び込んできたアメリカ・コネティカット州の小学校銃乱射事件…何の罪も無い子どもたち20人を含む26人が命を奪われてしまいました。何度も繰り返される惨劇…新聞を読めば、日本でもどこかで毎日、殺人事件が起こっている、狂気の世界なのか…田舎暮らしなどしていると、総選挙であったとしても選挙カーさえ、ほとんど回って来ることなど無いのでありまして、静かで良いと言う部分と、人が居ないから効率の良い場所を回っているんだろうなぁという、やや無視されたような思いとで複雑であります。平和であるということのありがたさと、変化の乏しい毎日の繰り返しに飽きてしまう性分と…よそ様にご迷惑をかけない程度に遊びでも考えないと、骨休めのための昼寝に疲れて、夜眠り、寝疲れてまた眠るという眠りの悪循環に陥ってしまいそうであります^^;
昨日、クレオパトラと我が家のオッカーでは「素」が違うというオチでしたが、それでは今日は「す」の段、「酢」について考えてみましょう。実は、『夢屋国王』は「酢の物」が苦手であります。遺伝でありましょうか(科学的根拠なし^^;)長男『ポン太郎君』も酸っぱい物はダメでありまして、極端な場合、山形県特産のサクランボさえも酸っぱいから食べないと言うのであります。『夢屋国王』の場合は、レモンも齧れますし、「酢の物」だって食べられない訳ではありません。好んで手を伸ばさなくても良いという程度のことであります。
したがって、若い頃は「しめ鯖」なんて食べられませんでしたし、大皿のから揚げにレモンなんぞ搾られた日には、ありがた迷惑この故ない状態でありました。梅干とシャケのおにぎりが置いてあったら、間違いなくシャケを選択すると思いますよ^^;これって、お子ちゃま味覚の延長なのかも知れませんが、「酸=腐敗」といった生体防御反応でもあるそうな(この場合、かなり自分に都合の良い方向に解釈した場合でありますが)…しかし、最近、お歳を召したせいか「酢の物」にも手を出すようになりました。(以前は、小鉢の酢の物には絶対手を出すことはありませんでしたし、紫葉漬けさえ食べませんでしたから)本当に美味しい「しめ鯖」や「牡蠣酢」を食べてからは、むしろ積極的に食べているかも…これって言うのは、ただの食わず嫌いだったということでありましょうか?
「もろみ酢」の効果は、酸による疲労回復効果とアミノ酸によるダイエット効果であるそうな…しかし、どこか「酢」というものに、いまだ拒否反応を示す『夢屋国王』の場合は、その効果を確認することはないだろうと思うのであります。(これでは、探偵稼業は務まりません^^;)
師走の第2週めの金曜日…不景気であっても、いや景気が悪いからこそオジサンたちは「忘年会」を開かなければいけない。そして、宗教を超えて12月の第3週はクリスマスパーティによる飲み会、第4週めは納会で飲み会…次期の内閣では、景気浮揚対策の一環として、こんな法律を作ってくれないだろうか?法律で義務付けられなくても、オジサンたちはきっと飲むだろうけれど…^^;
さて、法律には定められていないのだけれども、昨夜は『夢屋組』忘年会が開催されました。いつもの年は、旅館に泊まりながらねじり鉢巻で酒を飲むところでありますが、今年は11月に二十歳を迎えた新人君が組員として登録されたことから、若い婦女子を深夜まで連れまわすのも如何なものかとの配慮で、お洒落なお食事会?ふっふっふ、本場「米沢牛」5Aのしゃぶしゃぶコースでありますよ。前菜やローストビーフの握りなどいただきながら、納会に向けた余興の出し物のシナリオをワイワイガヤガヤと考える。時代劇風にアレンジしたシナリオの結末は、管理職を新聞紙の刀でタタッキル!で決まりなのでありますが、配役を巡って、さらにワイワイガヤガヤ…下らない寸劇の話題で盛り上がるお茶目なオジサンたちであります。
オジサンたちの身体に良い物を探し続けて「し」の段、し、し、し…シイタケ茶もあるけれど、今夜は折角だからゴージャスに「真珠」を取り上げてみよう。古くは、クレオパトラや楊貴妃もご愛飲されたという代物ですから、これは効果抜群なはずであります…ただし、我が家のオッカーの場合は、「猫に小判」、「豚に真珠」の例えのとおり、価値のわからない者には無意味な物であります。(ちなみに、「豚に真珠」って、新約聖書のマタイ伝から引用されているとは知らなかった。そんなに古くから、オッカーは生きていたのだろうか?)価値
真珠とは、貝殻の中に異物と貝の外套膜が入り込んで出来る物らしいから、成分はカルシウムとタンパク質…クレオパトラの場合は、貴重な真珠を酢に溶かして飲んでいたようであります。それならば、庶民の場合は、貝殻の内側のキラキラした部分を削り取って、オッカーに与えればクレオパトラに変身できるはずであります。しかし、結論の導き出し方に無理がある…クレオパトラや楊貴妃が真珠をご愛飲されていたのでありまして、庶民のオッカーがご愛飲したらクレオパトラや楊貴妃になったという訳ではないのであります。酢に溶かしていただけあって、「素」が違うというオチで如何でしょうか^^;(今日のブログは、私の生命を守るため友だち限定にしておこう。)
ワイワイガヤガヤやっていたので、気付いたら「本場米沢牛5A」も残り2切であります。これもまた、オッカーに見られないように胃袋にしまい込むのが賢明かと思われます^^;
「幸せは歩いてこない だから歩いてゆくんだね~♪(356歩のマーチ)」…幸せは、自ら探しに行かなければつかめませんが、「不幸」というものは、頼みもしないのに向うからやって来る。それも弱い所や弱い気持ちが大好きで集まってくるものであります。だから、気持ちをしっかりさせて「不幸」という幻想を振り払っていかなければならないのです。と、いうことで健康に良いと言われる物を探しに行きましょう^^;
さて、ローマ法王「ベネディクト16世」がツイッターを始めたとか…法王自らのつぶやきは、信者に留まらず影響力は絶大であります。一方、タレントと称される方々が、自身のブログの中で、落札もしていないオークションサイトで落札したと虚偽の記述をし謝罪したという報道が次から次へと出てくる。ローマ法王ほどの影響力はありませんが、報酬を求めるためには何でもアリなのか?広告搭として有名人が、商品の販売宣伝を行うことは多く、あの人が使っているなら…などという消費者の心をくすぐるのも事実であり責任も伴うと思うのであります。一方そうした行為を非難するマスコミだってスポンサーとしてお金を得るために、「個人の感想です。効果効能には個人差があります。」などと小さなテロップを入れた商品CMを垂れ流しているのでありまして、当社には責任が無いと言い切れるのだろうかと考えてしまいます。ブログやSNSという個人の意見の発表の場が増えることは、決して悪いことではないと思うのでありますが、無責任な流言や誹謗中傷は慎まなければと思うのであります。
霊芝やアガリスクの有効成分が、どうやら「βグルカン」という多糖類であるというところまでたどり着いたのでありますが、「βグルカン」という物質が、直接的に坑腫瘍作用や坑酸化作用があるという明確な検証はされていないようであります。中国国内の研究や製剤は別にして、「霊芝」は不老長寿の霊薬として信じられ、食用(飲用)されてきたものであり、当然、日本では薬として認可されたものは無く、あくまでも食品としての取り扱いであります。
「私は、こうしてがんを治した!!!」という体験談を肯定も否定もする材料が無いのだから、あとは信じるか信じないかだけの問題であります。それでは、もし私『夢屋国王』が、今の年齢で「がん」であると告知されたら、外科的な手術、抗がん剤による化学療法、お金が続くならば、放射線治療も受けることでありましょう。もう少し時が経ち、平均的な寿命を迎えたならば、積極的な治療を行わないという選択をするかも知れません。このように今という条件が付けば、「がんに効く」と言われるものを何でも試そうとするでありましょう。それを止めることも勧めることも出来ないのであります。ただ、正常だと思い込んでいる現在の精神状態で語るならば、販売者が「がんに効くと言われている。」的な商品宣伝は、たとえ「言われている。」という逃げ口上を使ったとしても薬事法に抵触することは明白であります。「特定保健用食品」…いわゆる「トクホ」なる食品が出回るようになってから、消費者の誤解や思い込みが多いような気がするのは私だけでしょうか?いやいや、消費者は賢明な選択をしていると信じましょう。
ちなみに、巻頭画像のパンは、昨年『第2サティアン』の薪ストーブを竃替わりに自分で焼いたものでありますが、「βグルカン」という物質は、酵母菌の細胞壁から抽出されたものが多く使われているようです。
山形県の置賜地方では、ノロウイルスによる急性胃腸炎が多発傾向にあるとか…感染したからといって直接的に死に至ることはありませんが、体力の無いお年寄りや幼児の場合、吐しゃ物による窒息や誤嚥性肺炎などにより死に至る例もありますので、この時期、老人施設などでは発生しないよう注意しなければいけません。手洗いが一番手っ取り早い予防策であります。雪が降り、お隣の将軍様の国では通称ロケットが発射されてしまい、盛り上がりが欠けたまま総選挙も終盤…一体、この国はどの方向に向かっていくのでありましょうか?
さて、『猿の生肝』の話題から『猿の腰掛』…「サルノコシカケ」を調べているうちに、同じ猿でもニホンザルが腰掛ける椅子よりも、ゴリラが座る椅子の方が効き目があるのではないだろうかなどと、いい加減な見解から巻頭画像はゴリラの置物をUpしてみました^^;
同じ「サルノコシカケ科」のキノコでも、孫悟空のモデルと言われる「キンシコウ(ゴールデンモンキー)」が腰掛ければ、さらに効き目は霊験あらたかなものかも知れません。ちなみに、「霊芝」は「マンネンタケ科」に分類されるキノコで、「サルノコシカケ科」という曖昧な分類で総称されるキノコ類とは一線を画したものだそうで、野山の古木に出ている通称「サルノコシカケ」と言われるキノコをお茶(煎じて)にして飲んだからと言って良い物でもないのであります。(そりゃ~そうだわ^^;)
有効成分を調べてみると「βグルカン」という多糖類に行き着くのでありますが、酵母菌の細胞壁から抽出されたのが始まりともされていますが、はっきりしません。まだまだ、研究途上の物質と思われるのでありますが、さあ、今朝も雪かきをしなければなりません。物質も曖昧、効果も曖昧、私のブログも曖昧なまま、調査は明日へと引き継ぐのであります^^;
中高年のオジサンの健康維持のために、食べ物やサプリを探しながら「さ」の段に突入…『猿の生肝』を考えよう^^;
海の竜王から『猿の生肝』を取って来るミッションを与えられたおしゃべりクラゲが、最後に秘密をばらしてしまい、猿に逃げられてしまう。罰としてクラゲは骨抜きにされてしまったという童話が有名であります。『生肝または生胆』と言えば、肝臓や胆のうのことでありましょうか、子どもの頃は『生肝』などと言われると不思議な、そして、どこか気味の悪い物を想像したものでありますが、大人に成った今だって、身体にとても良いものだからと勧められても食べたいという気にはなれません。子どもの頃に読み聞かされたのか、紙芝居で見たのか…『生肝』というものを説明するために、先生は、体の中にある大切なものと教えてくれたような記憶があります。世界では、今でも猿の肝臓や頭が薬として使われることもあるようですから、童話の世界と言えども侮れないものであります。
『猿の生肝』は別にして『猿の腰掛』なら、今でも良く耳にする商品でありますけれど…しかし、これが少々怪しいのであります。サルノコシカケ科として暫定的に分類されているだけであって、種として「サルノコシカケ」が独立している訳ではないのです。私『夢屋国王』が、いとも簡単に山で見つけた「サルノコシカケ科」のキノコをお茶にして飲んでいる訳でもありますまい。ある特定の種を使っているのではないかと思うのでありますが、今ひとつ調査不足であります。もう少し、掘り下げて考えたいところでありますが、外は雪…今朝は、雪かきをしなければいけないので、いったん調査は休止…完全防備で雪かきをして来ますよ^^;
実は体調が優れず一日お休みを頂いちゃいました^^;
先週起こった出稼ぎ先でのゴタゴタが尾を引いて、やっと解決に向かったと思った瞬間、そのストレスから解放されたはずなのに、一気に自分の体の中から色々な物が噴出してしまったようであります。健康とは、肉体的なものだけではなく、精神的な安定もとても重要な要素であるという証拠でありますよ。
さて、健康な食べ物を求めて旅すること二週間…そろそろ「こ」の段から離れたい。「コラーゲン」に特保マーク?の「コーラ」…まだまだ、「こ」の段のアイテムは豊富にあるのですが、特定の会社の特定の商品のコメントをすることが目的ではないので、さっさと「さ」の段に移ってしまおう…何度も繰り返しになりますが、信じてご使用されている方を批判するつもりは毛頭ないのですから^^;
山形県の県の花「ベニバナ」の実から摂られるのが「ベニバナ油」であり、「サフラワー油」であります。大豆やナタネ油に比べて、少々お高い油でありますが、「サフラワー油」に含まれるリノール酸が、人間の体内では合成することが出来ない脂肪酸であることから、必須脂肪酸として健康神話の一角を担っていたこともあるようです。
「リノール酸」の効用、むしろ欠乏した場合、髪のパサつきや抜け毛(これ重要^^;)が見られるそうで、血中のコレステロール値や中性脂肪値を一時的に低下させる効果があるようです。それならば、これからは大豆油をサフラワー油に替えて、健康な日々を送りましょう…しかし、過度の摂取はアレルギーを悪化させたり、大腸がんなどのリスクも高めると言われております。過ぎたるは及ばざるが如し…世の中、摂り過ぎて良い物など無いようであります。お酒もストレスもほどほどに…これが、なかなか出来ないのよねぇ~^^;
健康食品やサプリを探す旅も「こ」の段から離れられずにおります。しかし、お題は「にんじん」であり「こ」ではありません。いやいや、「高麗人参」ならば、立派に「こ」で始まる薬草なのであります^^;
「漢方医学」などと言うと、中国大陸から伝来した古臭い非科学的な医療と思われがちなのでありますが、大陸から伝来した経験を体系化したのは日本国内であります。経験が体系化されたものだから、「非科学的」と批判される場合もありまして、「高麗人参」ひとつをとっても、根に含まれるサポニン群が、糖尿病や動脈硬化、滋養強壮に効能があるとされているのだけれど、何故と言われると言葉に詰まってしまうのであります。それでは「西洋医学」はと言いますと、処方される薬の成分や作用機構が明らかにされているのだけれども、決して万能な訳でもないのでありまして、臨床データに頼るあまり、患者の病症が見えない、治せないなどということを良く耳にするのであります。
ちょいとばかり時代劇の見過ぎなのかも知れませんが、「高麗人参」は万能薬のような気になっておりました。江戸時代であれば、きっと高価な生薬であったことは間違いないのですから。お値段が高いと、何かそれだけで効き目があるような気になってしまう。コンビニに置いてあるドリンク剤だって、「V」よりは「VV」、ましてや「スーパー」なんてネーミングがされていると、それだけで気分が変わってきますから…効かない訳がないと勝手に思い込む訳でありますよ。意外とこの思い込みという精神状態が重要なのかも知れません^^;
今年作った人参…野菜のニンジンでありますが、実にニンジン、ニンジンしたニンジンであります。何のこっちゃと思われるかも知れませんが、子どもの頃に食べた、実にニンジン臭いニンジンなのであります。「黒田五寸」「時無し五寸」と言われる、ごく当たり前にお店で売っている種でありますが、スーパーで購入するニンジンと比べると味が濃いのであります。「こう味が濃いと、子どもがニンジン嫌いだった理由が分るような気がする。」などと、オッカーと話しながら食べたのでありますが、「これが本物のニンジンの味です。」と言って喜んで頂けるのも一本までかなぁ…「このニンジン、臭くていや~!」と言われてしまいそうです。特段変わった肥料を使った覚えもありませんし、土壌のせいなんでしょうかねぇ…これって、非科学的でしょう^^;
味が濃いから健康に良いとか、栄養素が詰まっているんです…なんて言い始める前に、きちんと成分分析をしなければいけない。(成分分析をするような機材は持ち合わせておりませんけど)出稼ぎ先の某女性職員に、二股になってしまったニンジンを大量にあげたのですが、彼女は美容と健康のために、毎朝ニンジンジュースを飲むらしい。彼女もまた「ニンジン、ニンジンしたニンジン」と認めてくれたから、間違いなく「ニンジン臭の強いニンジン」であったことは確かであります。しかし、ニンジンって、生食するとビタミンCを分解しなかったけぇ…後で調べておこう^^;
大雪注意報…外の景色は白一色であります。
健康食品やサプリを調査する旅は、「こ」の段、コラーゲンなどを取り上げたいところなのでありますが、昨日に続き、『フレッツ光W君』のお話であります^^;
昨夜、酒に酔い、暇を持て余したオヤジ4人に捉まってしまった『フレッツ光W君』は、彼なりに「フレッツ光が繋がりにくい。」という友人『貧乏父さん(H.N.)』の宿題・クレームに対して、2点ほどの可能性を調べ報告にやって来たのであります。『夢屋国王』にすれば、その回答は的を得ているとも思えないのですが、可能性としては受け取っておくことにして、その内、『貧乏父さん(H.N.)』に伝えることにしようと思うのであります。
若き営業マンとして、田舎の集落を歩き回り、お客様からご成約を得ることなど難しい仕事(指令)であることは容易に察しがつくのであり、だからと言って、同情から契約しようなどと言うお人好しという訳でもないから、訪問先の疑問に対して早速、宿題を回答しようとした姿勢だけは評価し、褒めてあげましたよ^^;
彼もまた、既に「CATV」に加入し、インターネット環境に満足している『夢屋国王』に乗り換えさせるための営業をしようとは思っていなかったようであります。『夢屋家』の玄関先に腰掛けさせて、彼の営業方法や言葉遣い、社内マニュアルに関して、お話をしたのであります。『フレッツ光W君』が住むところは『夢屋国王』の住む場所から60kmほど離れた場所にある市街地であり、今、営業回りをしている場所の土地勘がまったくない状態であります。ここは既にケーブルテレビが普及し、プロバイダー契約をしている家庭も多く、老人世帯も多いのでありまして、飛び込みで契約が取れるほど甘い地域ではないのであります。そんな地域性を説明しながら、営業をかけるお客様の条件や不満を整理し、営業方法を変えるべきである。残念ながら入社したての彼には、ADSLや光やCATVに関する知識や料金体系、メリット・デメリットが整理できているとは思えないのであります。
彼は、何の武器も持たず、丸腰で適地に乗り込んで来たような状態…よくまぁ、この状態で営業回りをさせているものだと、彼の話を聞きながら感じてしまうのであります。お客様との営業上のやり取りの最中に、携帯電話が鳴ったときの対処の仕方…彼女とデートの際のシチュエーションなんかを例示しながら、彼自身がどう感じるかを聞きながら、ならばどうすれば良いのかを考えさせる…まったく、自分の部下でもないのに、何でこんなことまで説明しているのだろうと自分自身でも可笑しくなってくるのであります。(要するに、話し相手が居なくて退屈していたのだ^^;)
ただ只、自分の息子のような世代の危なっかしい営業が心配になって、余計なお世話をしている。この子が3ヶ月後、折角つかんだ仕事、この業界で生き残っていけるのだろうか?彼は、今風のツルリとしたジャニーズ系の可愛い青年であります。「人を顔で判断するな、なんて言うが、最初の第一印象は、やっぱり顔よぉ~!親に貰ったその顔を大切にしな!」などと、精一杯、彼の良さを探し出しながら、もう少し勉強せいやと諭してやる。
「また、半年後位に、どこまで変われたか営業にやって来ます。」と応える彼に「気分が良ければ、合ってやるよ。」と応える『夢屋国王』でありましたとさ…今日は、集落のお年越祭なのであります。
『夢屋国王』の農作業の前線基地である『第2サティアン』は、オーナーのメンテナンス不足により、ただ今開店休業中であります。この一週間、出稼ぎ先の業務のトラブルで疲れてしまい、厄落としと気分転換に地元の同級生と『薪の宴』を催す計画を立てたのでありますが、バッテリーは充電されておらず、発電機は寒さで動かない。さすがにロウソクの明かりだけでは、鍋といえども料理をするのに心もとなく、友人『ノロ君』が所有する『第1サティアン』に会場を変更し、飲み会の段取りを始めたのであります。
そんな中、突然のエリア情報と地震…高畠町は、せいぜい震度3~4程度と思われるのでありますが、テレビから流れる「津波警報」とチラつく白い雪に、2年前の震災の記憶が甦るのであります。しかし、この間、地震慣れしてしまったことも事実であり、次に大きな余震が来るのではないだろうかと不安になることもなく、テレビで繰り返し流されるテロップやアナウンサーの呼びかけ、揺れの状況映像に嫌気が差してくるのでありました。
『夢屋国王』が味付けをする「豚キムチ鍋」と「山形青菜漬け」で、オヤジ4人の酔いも回った頃、『フレッツ光W君』が『第1サティアン』にノコノコと営業にやって来たのであります。自分たちの息子と同じ歳栄えのW君は、退屈するオヤジ4人の絶好の餌食となり、営業方法や言葉遣いひとつ一つに、次々とダメ出しをされてしまうのであります。彼の営業マニュアルでは、お客様からの飲食の提供を受けてはいけないことになっているらしいのでありますが、外回りで冷えているであろう身体を暖め、空腹を満たせというお客様の善意は素直に受け入れろなどと強引に食べさせ、美味いだろうと念を押すのであります。(決して、不味い味付けでは無かったはずでありますが…^^;)
そして、オヤジからの逆質問…
「今回の選挙に興味があるかい?」(夢屋)
「正直、興味無いですねぇ。」(光W君)
「…俺たちも君と同じ年齢の頃は、そんなに選挙に興味は無かった。しかし、若者たちの将来の夢さえ描けないような日本を選択してしまったのは、自分たち大人たちの無責任な選択の結果かも知れないし、その責任の一端は自分たちにもあるのかも知れない…。」(夢屋国王の講釈は続く…^^;)
オヤジたちの空腹を満たす「豚キムチ鍋」が、霜降り米沢牛の「しゃぶしゃぶ」に変わったところで、人間の欲望は果てることが無いのだから、次なる美味しい物を求めて不平不満を語るでありましょう。親の愛に庇護されて育ち、学び、社会に出て結婚し、子どもが生まれ、子どもを育て、子どもも社会に参加するようになる。そして、いつの日か孫が生まれ、年老いて朽ちていく…。当たり前のことが当たり前のように繰り返されていくこと。そんな当たり前の日常を求めるために選ばなければならない…小さな声ではあるが、そんな小さな声が叶って欲しい…『夢屋国王』も年老いて来たのでありましょうか?