
山形では「さくらんぼ」は貰うものである^^;
連日30℃超えの山形県…子どもの頃は、夏休みでも30℃を超える日は数えるほどしか無かったような記憶であり、そんな日はさすがに遊ぶ気力も萎えてしまった思い出であります。まだ、6月ですよ…まぁ、小中学校はエアコンが導入されたから、何とかしのげているかも。一方、県立高校は父兄の寄付金で3年生の教室だけエアコン整備などという古い情報があったのだけれど、今はどうなっているのだろう?さすがに、30℃超えでお勉強なんて無理だわなぁ…『おやじぃ』は、夏場にバケツに水を入れ、足を突っ込んでお勉強した記憶もある…「心頭滅却すれば、火もまた涼し、喝!」なんてなぁ…精神主義の最たるものでありますよ^^;
こんな日の『お百姓さん』は、お昼寝するに限る…夕刻、起き出して4時から課題の「食用菊畑」の草むしりをしたのだけれど、まだ暑かった。涼んでいるところに、ご近所の『Fさん』から「さくらんぼ」を頂いたところであります。昨日はオッカーの実家(義兄)から「さくらんぼ」が送られて来たから、買う必要がないのよ…。『おやじぃ』は、残る人生で果樹技術を習得するのは無理と早々に諦め、農園の前オーナーが植えた「さくらんぼ」の木は、道路拡幅改良工事の際に伐採してもらったのよ。(樹木の補償は求めなかった^^;)我が在所では方言で「さくらんぼ、けぇ~な(食えな)」と言うけれど、傍らに置いた一向に上達しない「ケーナ」とは一切関係はございません(笑)
汗流して草むしりしている傍らでは…
さて、前日に草刈り機で条間の草を刈ったものの、さすがに株間は機械の刃を入れられないので手でむしる。何とか半分ほど草むしりをして止めるまで、監督官の『師匠♀』は、イチジクの木陰で休んでおりましたよ。「ああ、やんだぐなったハァ~(嫌になったよ)止めやめ。」と言った途端に立ち上がり「ニャ~!(ご苦労さん)」だって…居たよなぁこういう上司…^^;
夕刻5時過ぎて、ようやく涼風が農園を吹き渡る…「ケーナ曲」…「コンドルは飛んで行く」…「サイモンとガーファンクル」…『妄想の連鎖』は続き、久しぶりにCDをかけたら『戦場に架ける橋(これは映画です^^;)』だった。「Like a bridge over troubled water I will lay me down~♪」…そうなのよ、荒れ狂う川に橋を架けて渡らせてあげるんでしょう?(『おやじぃ』の怪しい意訳^^;)…だから『戦場に架ける橋(映画)』と勘違いしていたのよ…曲は「明日にかける橋」である(笑) ウクライナとロシア、そして、イスラエルとイラン…戦争が…という思いで「ライクアブリッジ オーバートラブルウォーター♪」などと、かなり怪しい発音で合唱したのだけれど、赤っ恥である。
時間はさかのぼり昼ご飯^^;
今日は、オッカー不在の日だから、やりたい放題し放題^^; 長女『有季菜先生』もアルバイト先の仕事が切れて在宅…冷蔵庫には焼きそばしかないので、「焼きそば食うか?」と聞いたら、「水で洗う蕎麦を買ってある」ですと…長男『ポン太郎くん』もそれで良いというから、お昼は『有季菜先生』に任せることにした。『おやじぃ』は「水で洗うだけの蕎麦」なんていうコシのない蕎麦は遠慮して、買い置きの残り中華麺で「中華ザル」を…しかし『健全な前期高齢者』は、「中華ザル大盛り」だけでは、必要カロリー数が足りないのよ。昨日の余り鶏肉で『棒棒鶏もどき』をチャチャッと作り、長ネギの代替にオニオンスライスを…ミネラル補給のためにワカメも付けましてね^^; 午後からは出掛ける(運転する)予定もないから、水分補給に冷たいおビールを…(おバカだねぇ…アルコールを分解するために体内では加水分解が行われるから、かえって脱水状態が進むのに^^;)こうして栄養補給して、お昼寝して『戦闘開始』の夕刻を待ったのであります(笑)
さらに時をさかのぼり朝仕事…
「葉の色が乗らない。」と文句を並べている相方『チャオちゃん』の田んぼは、この「ヒエ」が原因である。「ヒエ」は養分を吸ってくれるから、根張りの悪いイネは、旺盛な「ヒエ」の薄い緑と相まってなおさら葉の色が薄く見えるのでありますよ。『おやじぃ』は「田植長靴」を履いて、動噴を背負って重点的に「ヒエ」の田んぼに専用除草剤を散布してあげましたけれど…結果は一週間後でありますよ。『チャオちゃん』が求めている「硫安爆弾」も合わせて散布しましたのでね…今度は色が乗って来るに違いないのでありますよ^^;
ああ、こうして一日を振り返ると結構、『失笑懸命(誤変換:一生懸命)』働いているのにねぇ…今日は、長男『ポン太郎くん』の給料日だった…5月の売り上げで何とか資金をつないだのだけれど、もう7月の資金繰りが…『おやじぃ』の受給した年金も残りわずか^^; 『小泉の薄い大臣(誤変換:農水大臣)』と全中の山野会長が会談したんだって?「米の概算払い制度が農家の意欲を失わせている?」…何かなぁ、ポイントがズレていると思いますよ。「買い取り制度」ならば農家の手取りが増えるんかい?JAの『儲け』を考えるならば、安く買い付けて高く売った方が、手数料徴収より、遥かにJAが儲かるような気がしますけれど…。「個人で顧客を探すべし」と高値販売のために持論を展開する農家さんもありますけれど…「主食の安定供給」という『国の責務』がどこかへ飛んでしまっているような気もしますがねぇ…『明日にかける橋』の歌詞を和訳してみると、自信を無くした友を励ます応援ソングのようである…しかし、今の農政は、架けた橋をその気になって渡ろうとすると、後から落とす政策のように思えてならないのですが…小規模農家が分かったようなことを言うなってかぁ(笑)
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