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その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

夢屋探偵社(にんじん)

2012-12-10 12:18:52 | 夢屋探偵

健康食品やサプリを探す旅も「こ」の段から離れられずにおります。しかし、お題は「にんじん」であり「こ」ではありません。いやいや、「高麗人参」ならば、立派に「こ」で始まる薬草なのであります^^;
「漢方医学」などと言うと、中国大陸から伝来した古臭い非科学的な医療と思われがちなのでありますが、大陸から伝来した経験を体系化したのは日本国内であります。経験が体系化されたものだから、「非科学的」と批判される場合もありまして、「高麗人参」ひとつをとっても、根に含まれるサポニン群が、糖尿病や動脈硬化、滋養強壮に効能があるとされているのだけれど、何故と言われると言葉に詰まってしまうのであります。それでは「西洋医学」はと言いますと、処方される薬の成分や作用機構が明らかにされているのだけれども、決して万能な訳でもないのでありまして、臨床データに頼るあまり、患者の病症が見えない、治せないなどということを良く耳にするのであります。
ちょいとばかり時代劇の見過ぎなのかも知れませんが、「高麗人参」は万能薬のような気になっておりました。江戸時代であれば、きっと高価な生薬であったことは間違いないのですから。お値段が高いと、何かそれだけで効き目があるような気になってしまう。コンビニに置いてあるドリンク剤だって、「V」よりは「VV」、ましてや「スーパー」なんてネーミングがされていると、それだけで気分が変わってきますから…効かない訳がないと勝手に思い込む訳でありますよ。意外とこの思い込みという精神状態が重要なのかも知れません^^;
今年作った人参…野菜のニンジンでありますが、実にニンジン、ニンジンしたニンジンであります。何のこっちゃと思われるかも知れませんが、子どもの頃に食べた、実にニンジン臭いニンジンなのであります。「黒田五寸」「時無し五寸」と言われる、ごく当たり前にお店で売っている種でありますが、スーパーで購入するニンジンと比べると味が濃いのであります。「こう味が濃いと、子どもがニンジン嫌いだった理由が分るような気がする。」などと、オッカーと話しながら食べたのでありますが、「これが本物のニンジンの味です。」と言って喜んで頂けるのも一本までかなぁ…「このニンジン、臭くていや~!」と言われてしまいそうです。特段変わった肥料を使った覚えもありませんし、土壌のせいなんでしょうかねぇ…これって、非科学的でしょう^^;
味が濃いから健康に良いとか、栄養素が詰まっているんです…なんて言い始める前に、きちんと成分分析をしなければいけない。(成分分析をするような機材は持ち合わせておりませんけど)出稼ぎ先の某女性職員に、二股になってしまったニンジンを大量にあげたのですが、彼女は美容と健康のために、毎朝ニンジンジュースを飲むらしい。彼女もまた「ニンジン、ニンジンしたニンジン」と認めてくれたから、間違いなく「ニンジン臭の強いニンジン」であったことは確かであります。しかし、ニンジンって、生食するとビタミンCを分解しなかったけぇ…後で調べておこう^^;


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アルコール漬けの人参 (さくらの季節)
2012-12-11 21:35:23
漢方薬店のショーウインドーに よく白い人参で二股の他に 髭のように枝分かれした高麗人参が飾られてますよね。
あれって何年もかかって大きくなった、と聞きました。
霊芝と高麗人参は 値段の高い漢方薬のような気がします。
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