「人類滅亡の日」を迎えましたが、『夢屋国王一家』は最期の晩餐に「豚・ちょっとだけ牛混じりしゃぶしゃぶ」を選択いたしました。古代マヤ文明に詳しい方々によれば、西暦2012年12月21日で、約5,126年間にわたる暦が一巡し、また新たな時代が始まるとされているのだそうでありまして、決して世界の終末であるなどと記されていないと仰るのでありますが、一日テレビ漬けになっていると思われるオッカーと長女『有季菜先生』は、お隣の某大国の一部庶民と同じように、人類滅亡の話題で盛り上がっております。人生も半ばを過ぎてしまえば、今日例え人類が滅亡しようと余り影響が無いのでありまして、「人類滅亡の日」と家族が騒ぐ度に豚さんや牛さんの消費量が増加すれば、食べられてしまう豚さんや牛さんの滅亡の日であり、『夢屋国王』のお財布の中身も滅亡の日が近付くだけであります^^;
さて、『夢屋国王』は、こうして数々の「人類最期の日」と言われる日を何度か経験(?)しましたが、今もって生きているところを見ていると、既に「人類最期の日」は到来しており、生きている我々は「人類」に値しない「生き物」であるから滅亡しないのではないかと考えてしまう。地球規模での環境問題が起きているにも係わらず、原発事故が怖くて沖縄に逃げたなどと、奥さんにリークされてしまう「豪腕政治屋さん」もいらっしゃるようで、核シェルターを買い込んで生き残ろうなどと画策し、運よく一人だけ生き残ったとして、一体何が出来るのでしょう?一人ひとりの生存権を否定するつもりはありませんが、生物とはそれぞれの関係の中で生きているのであって、人間だけが生き残ったとしても、その生存環境は永続しないのだから、いつかは絶えてしまうのであります。あとの人生10年生きられるか生きられないかの『豪腕政治屋さん』が沖縄に逃げたところで、あなたに放射能の影響が出る頃には、既に寿命は尽きているはずであります。むしろ、こうした時こそ、豪腕を発揮すべきではなかったかと勝手に思うのであります。
こうして生き残っているのだから、生きている以上は何かを食べ続けなければいけません。何か健康に良い物を…そ、そ、そ…「そ」の段…ハタと手が止まってしまう。サプリが無い。そこで「ソラマメ」…ソラマメには、高血圧症や動脈硬化、便秘などに効果があると言われておりますが、一方では、急性溶血性貧血により死に至る報告もあるとか。(但し、これは準主食的に食べられている国でのことで、日本の事例ではありません。)『夢屋農園』では、一度だけ畑でソラマメを栽培したことがありますが、秋に種を播き越冬しなければならないので、ご近所でも栽培する農家を知りません。暖地の地方の方々は、ソラマメの花を見たことがあると思いますが、マメ科特有の花弁に黒点が入るので、古代ギリシャでは不吉な花と考えられたこともあったようです。塩茹でなんかは、ビールのおつまみには最高なのですが、山形の代表的なスーパーで買い求めると結構お高いのであります。また、食習慣でなじみが無い影響か売れ残ることが多く、『夢屋国王』の場合は売れ残って値段が下がったものを買い求めることがほとんどであります。山形県の場合は、美味しい枝豆が収穫できるので、ソラマメを敢えて栽培する必要も無いのかも知れません。
ん~次の「人類最期の日」には何を食べようか?本当に最期の日であるならば、健康に良い物など考えず、霜降りのステーキ300gくらい食べたいものであります。