その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

裏をかく(いち抜けた^^;)

2022-06-24 08:55:00 | 転職

青空を「右肩上がり」で上昇していく…???

「裏をかく」などと言いますと、相手を出し抜くという意になり、策がはまれば上首尾という感覚を覚えますが…矢や槍などが、それを通すはずのない鎧や盾を貫いて、裏側まで届くことを言った言葉が語源となっているようでありますよ。(そう言えば、「矛盾」という故事成語もあるなぁ^^;)
コツコツと農作業を続けて何ぼの生活をしているはずなのですが、今年はスタートでつまづき、体調も今ひとつ…気が付けば、ここ2週間程度、ウダウダと過ごす毎日。そろそろ、身体に鞭打って働かなければと思いつつ、どうも身体が動かない。(長い人生、こんな年もあるわさと、優しく自分を許すことにしております^^;)
さて、イギリスで約4万人の鉄道労働者によるストライキ…「物価の高騰に給与の上昇が追い付かず…。」とニュースでは紹介されておりましたけれど、背景にはコストカット(賃金カット、労働条件)が先にありきで、復元されない賃金に対する労使交渉の決裂があるようだ。映し出されるプラカードを見ても「Price(物価)」という言葉は出て来ない。確かに「物価高騰」はあるのだろうけれど、それを後追いする賃金があれば庶民は何とかしのいでいける。「Cut P
rofit」などと言う言葉もある…そう言えば「分配」という言葉は最近聞かなくなったし、ニュースによって『まとめられた』「物価高騰」という言葉に上手いこと流されて、苦労しているのは日本の庶民だけじゃないんだよなんて、妙なところで納得している『おやじぃ』がいるような気がする^^;


「牛シマチョウ」もある意味贅沢だわ^^;

ほほぉ~!1806年にフランス皇帝ナポレオン1世は、敵対国イギリスとの通商断絶を狙った「大陸封鎖令」という勅令を出しているようである。約200年前にも経済制裁という手法が実施されていたのかね。(高校時代に世界史を選択したはずなのに、しっかり忘れておりますよ^^;)
結果は…確かにイギリスには食料確保の面などで、多少の打撃はあったようでありますが、従属する農業立国は、外貨を稼ぐことが出来ずに離脱することになったようである。従わない国々に制裁を加えるために、最終的にはロシアにまで遠征し、ナポレオンの隆盛は終焉を迎えることになるのでありますが…あらまぁ、200年後も同じようなことを繰り返しているんだなぁなんて感心しております。
穀物もエネルギーもほぼ自国調達できるアメリカとは違って、天然ガスの供給をロシアに頼っている西欧諸国は、そしてほぼ輸入に頼らざるを得ない日本は…一緒になって「経済制裁」なんて言っていられない事情もあるんじゃないかい?自分で自分の首を絞めるというのは、こういう時のためにある言葉なんじゃないかなぁなんてね。(決して、ロシアの行為をヨシとしている訳ではないのだけれど。)「ロシアの無法行為を許せば、こうした行為はアジアにも必ず波及する。」…世は勇ましい言葉のオンパレードではあるけれど、弱っちぃ『おやじぃ』は、「オラ、いち抜けた!」と言ってしまいそうでありますよ。経済政策の失敗、外交上の失敗に対して、「誰かを悪者に仕立てて叩く。叩くことで怒りの矛先を変える。」…あああああ、これまた、上手いこと乗せられているような気がして来た(笑)

#戦争反対 青い空に線を引いて「ここはオラのモノ」と主張してもねぇ…空も海もつながっているはずなのに。

コメント
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