その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

親の背中と習い事^^;

2022-06-18 08:15:19 | 転職

毎年、毎年… すずめのごちそうに^^;

山形県特産のさくらんぼ「佐藤錦」の収穫作業も最盛期のようであります。 我が在所の高畠町は、果樹類は何でもござれの土地柄ではありますが、『土地(土壌)が合わない』(古老たちの言葉)とやらで、さくらんぼについては、盛んに栽培されているという訳ではありません。 『飢えた?』 子どもたちが、他所様の『モノ』に手を出さないように… そんな思いからか、我が曾祖父、早世した祖父が、庭に夏・秋りんご、さくらんぼ、裏の畑にはぶどうを植えたようであります。 (今では、すべて無くなってしまいましたけれどね^^;) お陰さまで、他所様の『モノ』に手を出すことは無かったし、セミ取りをしたくて、リンゴ畑に入っただけで怒られる始末でしたから、恐くて園地なんか入れるものじゃなかった。 昨今では、毎年のように果樹の盗難騒ぎが報道されております。 自分で食べる程度の「ちょいと失敬!」程度での量でもないようだから「転売」が目的なのでしょうか? そのほとんどが逮捕されたということを聞かないから、不思議な世界でありますよ。
我が親父が「胆石」を患った頃なのだろうか? 今頃の時期に、庭を見渡せる仏間に日中から寝ていたことを思い出す。 当然、熟したさくらんぼの木が見えて、ごちそうに群がるすずめに業を煮やして、空き缶を木に括り付け、すずめが来るとカランカラン! また、すずめが来るとカランカラン! なんて効率の悪い鳥追いをしていたっけ^^; 当時のさくらんぼは、輸送手段が乏しくて、縁者に送る訳でもなく、自家用でありましたけれど、それでも『タダ食い』していくすずめが許せなかったのだろう。


学習なのか、本能なのか… 考えてますけれど^^;

「猫糞」の語源となっている排泄物を隠す猫の行動は、自分の存在(匂い)を消すという説もあるようですけれど、雄猫『でぶ九郎』が旅に出掛ける前は、必ず部屋中スプレー行動(マーキング)をしてから出掛けて行ったから、相反する行動となる。子猫の頃、母猫『ジーコさん♀』が、育苗ハウスの中の砂場に連れ出して、排泄場所を教えていたような光景もあったから、これって、学習(しつけ)なのか本能なのか…なんて、今頃考えています^^;(畑に排尿することを『おやじぃ』は教えていない!)
『親の背中を見て子は育つ。』などと申しますが、厳しいしつけ(学習)があったから、今の自分があるとも思えない。それでも確かに親の日常の生き方は見ていた記憶がある。いつの間にやら、そうあるべきものと思うようになったのよねぇ^^;
恐らく寿命3年程度であったろう母猫『ジーコさん♀』が、子猫3匹を連れ出して『遠征』に出掛けたこともあったから、その間、彼女が得意とする『狩り』を教えたに違いないと思っている。その他、『木登り』、『高窓越え』を成長に応じて伝授していたような気もするが…運動オンチの『でぶ九郎♂』は、最後まで『高窓越え』の技を習得できず、お節介な『おやじぃ』は、見兼ねて彼の『足掛かり』を作ってやったりしてね。はてさて、今時の小中学生は、習い事で大忙し。しかしなぁ…子猫たちも、『ノラ』として生き残るためには、短いひと夏の内に、覚えなければいけないことが多いんだよなぁなんて考える。『おやじぃ』は60年も生きて来て、一体何を覚えたものやら^^;
『親の因果が子に報い』…生真面目さだけが身に着いて、少々お疲れ気味の夏…これはこれで、乗り切れるさと自分に言い聞かせ、重くなった腰を上げる日々でありましたとさ(笑)

#戦争反対 戦争による問題解決は、決して互いの国民を幸せにはしないと思うのだけれど…この場合、「歴史」をもう一度習い直す必要があると思うのだけれど。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする