その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

資産を増やしませんか?

2022-06-12 08:53:10 | 転職

「冷やし中華」を前に考えてみた…^^;は

夕刻、お決まりの晩酌の席でニュースを観ながら、ふと思い出した。「昨年の8月に総裁選挙に出馬した時は、確か所得の再分配による所得倍増を目指すがウリだったような気がする。いつの間にか資産所得倍増プランに書き替えられている。」なんてね^^;
「資産所得倍増プラン」ならば、田舎であれば簡単に実現できる。「なぁなぁ、オラの土地(資産)を格安で買わないか?お前さんの有形固定資産はいとも簡単に倍増できる。ただし、所得は付いてこないし、転売(次なる買い手)は利かないと思うけれど^^;」と友人『イチオ君』に安全?有利?な詐欺話を持ち掛けるのでありますよ。30年ほど前であれば、10a当たり200万円はしたであろう「田んぼ」も、今では60万円でも買い手が付かない状況であり、『不動産』…確かに動かない資産と化してしまいましたよ(笑) 
最後は売って、お金に替えれば良い…条件の良い幹線沿いの田んぼですら、そんな状況なのだから、不便な未整理地では、買い手や作り手が現れるとも思えない。買ったところで、現在の米価では、(転作もあるから)10年以上タダ働きになってしまうのでありますよ。ならば、『10年後には、ここにリニアモーターカーが通る計画があり、地下地上権が設定されて権利金がドバドバ入って来る。』というインサイダー取引ならどうかね?詐欺のネタは尽きることが無いのであります^^;
田舎の土地事情を知らない都会人が絡む「相続トラブル」…買い手の付かない不動産は、いくら保有していても「負の遺産」であって「財産」にはならない…ならば、「相続放棄」をといとも簡単にアドバイスされる方もいらっしゃいますが、空き家や耕作放棄地となって田舎を苦しめることになるんですけれどね。


「バームクーヘン」に小躍りする^^;

心棒に生地を塗って焼き重ねる「バームクーヘン」なら、手堅く「資産」を増やしていると言えるかなぁ…ここは、結構人気があるようだけれど^^;
日銀によると家計金融資産は21年12月に2,000兆円を突破し、その内訳を見ると預貯金・保険でその約80%を占めているとのことである。(日本経済新聞)保険の運用は、株式によるものであろうから、家計金融資産の「預貯金」をNISAなどの証券投資に向けさせて、「資産所得」の倍増を図りましょうという岸田首相の打ち上げ花火な訳だすなぁ。ここは一丁、打ち上げ花火を覗いていますかね?
ところで、地価は下がらないという『土地神話』が崩壊した「バブルの終焉」の頃はどうだったのだろう…株価が暴落し、個人投資家が泣きを見た時に、こっそりと損金補填を受けていたのは年金基金だった記憶であるけれど。株価が上がって年金基金残高(資産)が増えれば胸を張り、株価が下がって残高を減らしてしまったら口をつぐむ。せいぜいが「トータルで見れば資産は増えている。」位は言うかなぁ^^; 証券会社だって、おバカじゃないから安全?有利?に資産運用をしてくれるに違いない。「トータルでみたら」資産は増えているんじゃなかろうかなんてね。(当然、リスクは伴うのである。)
はてさて、400円で購入したトウモロコシの種子は、凡そ8,000円の売り上げが期待できるから、何と20倍の運用益を出しているではないか。(肥料代、農薬代は除外しているくせに^^;)「あなたも、我が農園に出資して、運用益(果実)を手に入れませんか?」と甘いささやき(詐欺)…物の値段が、労賃に追い付かないのだよ。「中華麺(元本)」を上手に運用して、「キュウリとハム(果実)」を増やしませんか?…元本の中華麺を買うお金が無い人も居るというのに、大丈夫かねこの国は(笑えない)

#戦争反対 賃金は上がらずに物価が上がる…「生活防衛」のために預貯金が増えているに過ぎないのに、国防のための予算は増やしましょう。庶民の懐具合(預貯金)に頼るのもそろそろヤメにしませんかねぇ。

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