「マンネングサ属(セダム)」の花ですかねぇ?
「父ちゃ~ん!昨日縁日で買ったカメが死んじゃったよぉ~。カメは万年て言うじゃないかぁ~?」
「息子よ!そのカメは、今日が丁度、一万年目だったんだよ。」という小話が…^^;
「鶴は千年亀は万年」という諺は、長寿でめでたいことのたとえであって、鶴の寿命は、せいぜい30年、亀寿命は「ゾウガメ」の場合で100年~200年と推計されているようです。(野生動物にしては、確かに長い。)動物の一生の総心拍数は、20~23億回という推計数値があって、ネズミの寿命は約4年で、心拍数は毎分約600回、ゾウの場合は寿命約70年、心拍数毎分約40回との研究成果(名古屋大学)があるようです。ならば、心臓を止めれば永遠の命が得られる…アハハ、その時点で心臓死。遺族の心の中に、記憶として生き残ることはあっても、永遠の命という訳にはいかないようでありますなぁ^^;
さて、「万年」という言葉は、そのまま一万年という意味もあれば、非常に長い年月を指す意味合いでも使われますが、「万年ヒラ社員」という表現のように、いつまでも変わらず、その状態であるという意にもなる。「万年青年」ならホメ言葉にもなりますが、「万年ヒラ社員」ではねぇ…いやいや、無理をして「青年」を演じるよりは、お気楽な「ヒラ社員」としてストレスを感じない生活を送る方が丈夫で長持ちなんてね。不要な人材として、指弾されないように周囲に気を使うから、それはそれでストレスがあったりもする^^; ゆったりとした時の流れに身を置いて、心拍数を上げないことが長生きの秘訣かも…中々、そう出来ないのが世の常でありますけれどね(笑)
「ツルツル」と「カメカメ」…
『鶴は雑食性で、ドジョウなどを「ツルツル」と丸飲みするから30年の短命であり、一方のゾウガメは草食性で良く噛んで(カメカメ)食べるから長生きである。』などという珍説を唱えた方もいらっしゃいましたが、「良く噛んで食べると認知機能に差が出る。」という研究成果は確かに存在するようです。(歯が抜けて行く『おやじぃ』は、将来的に認知症を患うのでありましょうか…治療しない訳ではない。義歯を支える歯さえガタついているから、様子見をしているだけなのでありますよ^^;)
はてさて、一万年は確かに無理であったとしても、100年間生きた亀は一体どんな景色を見て来たのだろう?地上から、高々50㎝程度の視線から見える世界は限られたエリアでしかないはずである。(しかし、時の流れは確実に見聞きしているわなぁ。)田舎街には、ほとんどその土地以外の地に行ったことがないというお婆さんがいたりしましてね。我が祖母だって、その一人かも知れない。(地元の温泉湯治が唯一の楽しみだったなんてね。)それでも都会に出て行った息子たちのことは気に掛けていた。
一度だけ、盆暮れに帰省する息子たちが、自分たちの生活ぶりを『お袋』に見せるために、東京に招いたことがあったっけ。(当時、小学6年生の『おやじぃ』は、お目付け役として同伴を許された^^;)今考えれば、叔父貴たちは精一杯の歓待をしたはずなのであるけれど、果たして『お袋』の目にはどう映ったものやら…その後の言動を見ても、『心配の種子』は尽きなかったようでありますよ。
さすがに、一万年は無理ではあるけれど、まだまだ『興味の種子』が尽きない『おやじぃ』でありますが、何かなぁ…見聞きしたくないことの方が増えて来たような気がする昨今でありますよ。見たくないものは見ない。聞きたくないものは聞かない。目や耳の機能が低下するのは、神のお告げかも知れないなぁ…お口の方は、まだ達者なようでありますが(笑)
#戦争反対 成長、独立している息子たちをそれでも心配する母親たち…見知らぬ戦地に喜んで送り出す母親は居ないと思う。