その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

何でも食べる元気な子?

2024-07-01 06:20:56 | 巡礼

米国では「Japanese beetle」と呼ばれるマメコガネ

 「ヨモギハムシ」という濃紺のハムシがいて、コヤツは名前の通り、専ら「ヨモギ(キク科)」を食べてくれるのだけれど、時として食用菊の葉を食べることもある。我が農園内では被害もなかったのだけれど、一度、借りている畑に菊苗を植えたら、大群で葉を食べ散らかしてくれましたよ。甚大な被害は起こさないと高を括っていたからショックでしたなぁ…。画像の「マメコガネ」は、マメ科類、ぶどう類、ヤナギ類など広範な植物を食べる輩でありますが、通常はその被害を感じない。むしろ、日中、イタドリの葉っぱの上で交尾し、その葉を食べている様子をみると、そのまま食べ続けてくれれば、雑草退治には便利…などと考えてしまうのでありますけれどね^^;
 突然ですが、米英戦争(1812-1815)以降、現在に至るまでアメリカ合衆国本土への攻撃を成功させたのは、大日本帝国だけだそうである。しかし、昆虫の世界では、太平洋戦争(1941-1945)以前の1916年には、侵入生物として『アメリカ本土攻撃』に成功したようでありますよ。今朝も某国からミサイルが発射されたとの速報が流れている…国民生活を無視し、派手なパフォーマンスを繰り広げる某国ではありますが、秘かに、そして着実に被害を拡大させる昆虫(外来生物)も脅威ではある。決して彼らが『アメリカ本土攻撃』を計画立案した訳ではなく、また、大日本帝国が彼らを使って進出を画策した訳でもない。検疫体制の不備と安易な持ち出し、持ち込みによって、農作物に甚大な被害をもたらした一例でありますよ…。


蕎麦に叉焼は合わない!

 さて、「美味しい」とは一体何なのだろう?昨日、約束通り一個下の後輩である『町議会議員K君』と『議論』した。(というより「意見交換」かな^^;)当然、『おやじぃ』は彼を撃退するための入念な筋書きを書き下し、まずは『おやじぃ』の農園を案内し、ご自慢のヤングコーンを収穫し、彼に提供した。(当然、アワノメイガ予防用の殺虫剤を散布したモノをね^^;)そう彼は有機農業信奉者である。「甘くて美味しいですねぇ…。」「そう、噛むとトウモロコシの香りが漂ってくるでしょう?じゃぁ、君の言う『美味しい』とはどういうこと?」「それは主観ですからねぇ…。」「そう、有機野菜は安全で美味しいという謳い文句はどうかねぇ?」…実にイヤミな『おやじぃ』である。(決して有機農業を否定している訳ではない。)それでは、有機農業実践者が多用する『木酢液』はどうなのだろう?何故、殺菌効果があるのだろう?「酢酸」かい?「タール」かい?自然界のものから出来ているから「安全」といってしまうのはどうなんだろう?生薬からなる「漢方薬」だって、使い方次第では「薬」にもなり「毒」にもなるのであるから…。
 はてさて、屁理屈をこね回していると嫌われるわなぁ^^; 夜、恒例の集落神社の例大祭の話し合いがもたれた。コロナ禍以降、イベントは自粛…結果、今ではイベントを催すことが「苦痛」と感じるようになって来ましたよ。みんなで楽しむべきものが、「苦痛」に感じるようになったら続かない。少なくとも、子どもたちには「お祭り」の雰囲気を…焼きそばでも、玉コンでもやれないかい?昨日まで、嫌がっていた『ノロ社長』も前に向かって考えているようでありますよ。会合が終わって、いつものように日本蕎麦を…天ぷらも何もないから、冷やし中華用のチャーシューを乗せて…「不味い!豚臭い!」これ二人の共通の感想。いつも食べているチャーシューなのにねぇ…中華そばに合っても、日本そばには合わない。『何でも食べる元気な子』も、食べ合わせというものがあると感じた夜でありましたとさ(笑)


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