その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

おしどり夫婦

2015-02-17 12:24:42 | 暮らし

こちらは、オナガガモのご夫妻です^^;

鳥類、特にカモ類では、ご夫婦仲良く過ごしている光景を良く目にします。「おしどり夫婦」という言葉も「カモの夫婦は、どちらかが死ぬと片方も生きては行けぬ。絆の強い生き物なのだ。」などという神のお告げ(新潟県の民話)が元になったとか、「雄雌相愛し」から来ているなどという説があるくらいですから…。しかし、実態はひと冬だけの契りであり、次の繁殖期にはパートナーを替えているという説が有力であります^^;
環境に適合した形態(遺伝子)を残すということからすれば、パートナーを替えるということにも進化論的には合理的で、人間の場合は、育児期間が余りにも長いために、夫婦関係を継続する…性行為(性的感覚器官)をそのために進化させてきたという説もあるくらいですから。
日本では、民法752条で「夫婦は同居し、互いに協力扶助しなければならない。」と、わざわざ定められているくらいですから、相反する夫婦が多いということの証しであるかも知れません。こうしてみると『第2サティアン』に逃げ込む『夢屋国王』は、「悪意の遺棄」に該当し、離婚の正当な理由とされてしまう可能性があります。(DVから逃れるための別居は「悪意の遺棄」には該当しないとされるようでありますが^^;)


田舎っぺの作る「カナッペ」…合鴨の燻製です。

前述の神のお告げが正しいならば、カモご夫妻の片方の燻製を前菜として食べている『夢屋国王』は、実に罪作りな人間であります。(独法)労働政策研究機構の論文によると、妻に先立たれた男性4,486人を9年間追跡調査したところ、死別後6ヶ月以内の死亡率が40%増加し、同年代の妻のいる男性と比べて、循環器系疾患による死亡が約1.6倍になるという報告もあるとか…しかし、夫に先立たれた妻は長生きするという話は良く耳にしますけれど。
いずれの場合も、夫は長生き出来ないものらしい…ああ、こんなんことを書いていると『夢屋夫妻』が、夫婦喧嘩突入中のように思われるかも知れませんがご心配なく。お互いの生活に干渉し合わないことにしているので、夫婦喧嘩が成立しませんので^^;
そう話題は、鴨なんですよ、カモ…「かもなんですよ」と入力していたら「鴨南ですよ」と変換されてしまいました。今、夜中の3時半なのですが、夕飯時に「さくら」が国王のツマミをしきりにおネダリするものだから、中途半端なまま片づけちゃいました。急にお腹がすいてきた『夢屋国王』であります。夜食を作ることにします。

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