ペテン師

にゃんこ先生の眼光は鋭い…

ジャーナリスト「後藤健二さん」が殺害されて連日マスコミ報道され、一部では無責任な書き込みやこの機に乗じて自衛隊派兵を訴える輩が出てくるなど騒然とした社会…私は、以前このブログにも記しましたが、後藤さんの取った行動を正当化したり、英雄視してはならないと考えております。しかし、彼が世に訴えようとした戦争やテロ行為による最大の被害者…子どもたちの実状を伝え、愚かな戦争に反対するという意志は皆に引き継がれるべきであると考えます。

さて、夜な夜な『第2サティアン』を訪れる『にゃんこ先生一次郎』は、巨漢にも関わらず今朝方、降り積もった雪の畑の中に消えて行きました。少々蛇行しながらも続く彼の足跡は、次なる目的地である『ケンタ』の家の方向に向かっております。夏場も『第2サティアン・テラス』の前を横断し、田んぼの畦畔を歩いて『ケンタ』の家の方向に向かう『にゃんこ先生』を見かけておりますから、この辺一帯は、彼の縄張りに違いないのではありますが、わざわざ、新雪の畑を横断する彼の意図が分からない。しかし、猫族の本性としてポイントをチェックするだけでなく、エリアとして監視することが必要なのかも知れません。（要継続観察!!!）

昨日『Ｏさん』から頂いた特殊有機肥料です。

出稼ぎ先の付き合いで集落の『Ｏさん』と面談し、彼がビジネスとして考えている「内城菌」という有機肥料を頂きました。「内城菌は山形大学○×教授も研究している。」とか、「これを使って、山人参（ヒュウガトウキ）の栽培に成功した。」とか、彼の口からはポンポンと景気の良い話が出てくるのでありますが…（「内城菌」は真面目な商品だと思います。）話す人によって、商品が胡散臭くなってしまうから注意が必要であります。彼が述べる効能は事実だとしても、それらは彼自身の体験でもなく、実証データも無いのでありますから、大学教授の名前を連ねたところで、最近のサプリメント効果と同じように、教授名は単に広告塔として使われているだけであって「実際の効果には、個人差があります。」と言うような断り書きを小さく映し出すテレビＣＭと同じ…『夢屋農園実験圃場』で実証試験をお願いしますと言うのであれば、委託研究として受けない訳ではありませんけど（委託費は、高く付きますよ^^;）
健康な土壌の団粒構造というものは、古くから指摘されている内容でありまして「内田菌」に含まれるという好気性菌が活躍するには、土壌中に小さく無数の空隙がある必要がある訳であり、そうした条件が整えば植物体の根の活性は高まるはずであります。構造がもたらすものか、好気性菌がもたらす効果か…検証するには時間が掛かる。同じように出稼ぎ先でお付き合いのある『ジュンコ先生』には「夢屋国王が作ったメロンが、今までのメロンの中で一番美味しかった。」と歯の浮くような評価を頂戴しております…『ペテン師夢屋』は、お世辞を信じて、今年もまた美味しいメロン作りに励むのでありますよ^^;