その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

冬虫夏草

2015-02-22 20:47:07 | 暮らし

ボタニカルアート…リアリティ溢れる作品ですが

如月…2月も後半戦突入です。連日の酒宴と営業活動で、自分では気付かないが疲れは溜まっているようです。昨日、釣り仲間の『関師匠』に電話をかけ、今日の釣行の約束を取り付けます…『夢屋国王』は「後輩が、へら鮒釣りに行きましょうとしつこくて…。」とオッカーに説明し、止むを得ず出掛けなければならないかのように装い、『関師匠』は、オッカー見習いの『ユカちゃん』に「職場の上司からの誘いを、おいそれと断る訳にもいかないよ。」などと、「悪の根源」は、さも先方にあるかのような言い訳で、お互いが出掛けて来るのであります^^;


温かいんだから~♪ 「塩ら~めん」です。

小賢しい策を弄して釣りに出掛けても、釣りの神様は悪事を見逃してくれません。天気は2月と言うのに晴天無風で5℃…体感温度的には、4月を思わせるようなポカポカな陽気…「天気良し。竿は自慢の夢坊…道具よし^^; 前から気になっていた塩ラーメンの味はまずまず^^; 釣果は…釣り堀がパンク状態で、カラツン(アタリは出るのですが魚が乗らない状態)のオンパレード」ハイ、午前中に虎の子の2枚を釣り上げただけで、午後は、カラツンに悩まされゼロ…それでも『関師匠』を口撃し、仕事のウサを晴らします。『関師匠』は、口撃三昧にも関わらず、『夢屋国王』と釣りにやって来るのだから、彼自身「М系」の素養があるのかも知れません^^;


館内は撮影禁止なので、ポスターを撮影しました。

帰りは、「上杉博物館」で開催されている「清水大典冬虫夏草展」に行って参りました。氏は、旧制秩父農林学校を卒業後、小白川植物園勤務や奥さんの実家である米沢市の白布植物園に勤務する傍ら、日本では余り知られていなかった「冬虫夏草…虫を栄養源とするきのこ」を採集・研究した在野の菌類学者であります。中国では、一部、漢方薬として珍重される「冬虫夏草」でありますが、ある一定の高度のある山の中で見つかる珍品ですから、一般的ではありません。『夢屋国王』は大学1年の時、高校時代の化学教師(あまり、ぱっとしない先生でしたが…)「鈴木安夫ちゃん」…清水大典さんの弟子?から「冬虫夏草」に関する本をお借りし、「微生物学」のレポートを提出し、目出度く「A(大合格)」を頂きました^^;
高校に『安夫ちゃん』を訪問したとき、帰りしなに「夢屋君!喫茶店に行こう。」と誘われまして、「一度、喫茶店でコーヒーというものを飲んでみたかったのだが『夢屋君』は、ブラックで飲めるのかい?俺はダメだなぁ~。」といって、コーヒーカップに砂糖を4、5杯てんこ盛りで入れている先生の想い出があるだけであります。当時は、清水先生も存命だったはずだし、『安夫ちゃん』を通じて、一度お会いしたかったなぁ…などと、今頃悔やむ国王であります。
人生、後悔は先に立たず…冬に虫の形をしたものが、夏には植物に変化している。人の可能性は無限にあると信じて生きたいと思う『夢屋国王』であります。

コメント
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