冒険遊び場(プレーパーク)『たごっこパーク』

心が折れるより、骨が折れるほうがましだ。富士山麓の麓、田子浦港近くの公園と川ではちゃめちゃに遊ぶ子どもたちの日常。

[通算646回目Summer5Days4日日]2014年8月23日(土)遊び場という何気ない日常を子どもたちに

2014年08月23日 | 冒険遊び場たごっこパーク26年度
僕らは子どもたちの居場所づくりの中で、不適切な養育環境下にあったり、学校で教師や生徒との人間関係に苦しんでいたり、障碍特性が理解されなかったり等々で生きづらさを抱えながら、懸命に日々を生きる子どもたちと次々に出会う。

こうした子どもたちに、年間を通して代わり映えしない遊び場を提供し続けている。

その意図は、みなさんの行き付けの居酒屋や喫茶店の魅力を思い浮かべていただけたらいいだろう。
代わり映えしない遊び場での代わり映えしない時間。
代わり映えしない僕や妻や何人かのボランティアスタッフ。
そしてそこに集い、遊ぶいつもの顔ぶれ。
そこに子どもたちは自分の「居場所」を感じるのだろう。

時折、震災翌日のことを思い出す。
「たごっこパーク」の開催を迷っていたら、親御さんたちから「子どもに衝撃や動揺があるので、ぜひ今日も開催を」と要望され、いつもどおりに開催した。
そこへいつもどおりに遊びに来た不登校中のA子ちゃんがみんなに呼び掛けた。
「みんなぁ、今日は笑顔デーにするぞぉ。みんなが笑っていたら、東北の人たちにも笑顔が伝わるかもしれないじゃん!」
悩みを抱えながらも「明日」を信じようとするA子ちゃんのこの台詞に涙がこぼれそうだった。

子どもたちに「何気ない日常」が続くという『希望』を与えられる居場所を全国各地に築きたい。

 小学生10人 中学生5人 高校生3人 専門学生1人 青年1人 子ども若者20人 大人15人 計35人
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