Where there's a will, there's a way.

Yukiの英語学習、読書記録、日常を書いたブログです。

成人式に思う

2006-01-12 12:40:00 | 日記・エッセイ・コラム

毎年成人式が近づくたびに「荒れる若者」がクローズアップされています。たしか私が成人式を迎えたころも言われていたと思います。

確かに一般常識をわきまえない人がいるのは事実。けれどもそんな人はごく数%ですし、20歳の新成人に限らずどの世代だっているでしょう。路上で酔っ払っていたり、電車内で携帯電話で通話したりするのは、若い人よりもむしろ中高年が多いような…。
だいいち女子高生とか20代のフリーターとかそういう若い人ばかりが悪者にされること自体おかしいです。TVでは派手なメイクをした渋谷の女子高生や、繁華街を遊びまわっているフリーターばかり面白半分に取り上げているけれど、私が住んでいる周辺にはそんな人はほとんどいません。

成人式を廃止するという案もありますがどうなのでしょう。大半の人は新成人の節目としてきちんと式という形で祝福されたいのでは?たとえ成人式がなくなったとしてもごく一部の「荒れる若者」はいなくならないでしょうし。

将来、自分のことを棚にあげておいて「今の若者は…」と軽々しく口にするような中高年にだけは絶対なりたくないものです。
現在文句ばかり言っている中高年の人も、親や大人に反抗したり、何か他人と変わったことがしたくなったりした10代~20代を経験したのではないでしょうか。そんな若いころを思い出せば、今の若い人の気持ちに少しは理解してあげられるのではと思います。