知的成長戦略論-クールに生きる

かっこよく生きるためのメモ。
知的に成長し、どんな状況でも平静を保てる力を身につける。

人を見るときにチェックすべき項目。

2012年02月28日 | スキルアップ
これを身につけておくと、
 のちの人生というロールプレイングゲームに役立つ
と思うのが、
 この人を見る目。

この人を見る目というスキルがない人の人生は、
 本当に悲惨。

前に書いた子供に貧困の問題もそう。

多くが、離婚した元夫が養育費を払わないということが原因。
慰謝料も、養育も、
 元夫に資力がないとどうにもならない。

無い袖はふれない。
これは、法律を勉強してよく聞くようになった言葉。

強制執行しても、財産が無かったら意味がない。

法は、養育費を払わせるために、
 労役を賦課してくれるわけではない。

一番可哀想なのは、
 そういう元夫のせいで、貧困の連鎖に陥っていく子供です。


そのほかにも、詐欺にあったとか、パートナーよってひどい目にあったとか、
交際相手を奪われたとか、手柄を横取りされたとか、会社のお金を横領されたとか、
保証人にさせられたとか、家を乗っ取られたとか、借金を押し付けられたとか・・・

変な人とかかわり合うと、ろくでもない目にあってしまいます。

人を見る目がいかに大事であるかは、例を挙げればきりがありません。

他方で、
 自分の人生に幸福をもたらしてくれる人
もいます。

お金を稼ぐのが上手な友達と付き合いだして、自分もうまくなったとか、
いつも笑顔のパートナーに癒されているとか、
頼もしい部下のおかげで、仕事が楽になったとか、
優しい上司が困ったときに助けてくれたとか・・・

人は、プラスにもマナスにもなるということ。


では、どうしたら人を見る目というスキルが身につくのか?

僕の長年の研究からすると、
 責任感があるか
をチェック項目とするとよいと思います。

責任感がない人は、
仕事をやらせてもうまくいかない。
お金を稼ぐのもうまくない。
すぐに逃げる。
ずるい方法を使う。

そんなわけで、養育費を払わなくなる可能性が高い。

そして、責任感がない人の特徴は、
 約束をよく破る。
 言い訳を良くする。


この2点に注意し、もしもこの傾向があるのであれば、
 早めに関係を切る方向に持っていったほうがよい
と思います。

株でいうなら、損きりです。
ずるずる関係を続けていると、
 ドツボにはまって、抜け出せなくなったり、
 大きな損失を被ったりする
おそれがあるからです。

こういうところは、
 クールに割り切るべきだ
というのが、
 僕のポリシーです。

クールに生きるためには、多少、極端だとしても、
 自分のルールを決めて、それを貫くようにする。

自分の身を自分で守る。

 君子危うきに近寄らず
この言葉は、非常に重要だと思います。
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市長の役割

2012年02月28日 | 国家論
今までの市長の役割は、
 国や県から予算を引張ってくること。

大型公共事業を計画して、
 大手ゼネコンの下請けに地元企業を使ってもらう
ことで、
 税金のおこぼれをもらうようにする。

大きな公共事業ほど、おこぼれも大きかったので、喜ばれた。

ただ、全部のお金を国や県が負担してくれるわけではない。
そのため、一部を負担することになった。
それが、市の財政を圧迫。

自分の自治体の財政状況は、ホームページで公開されているはずなので、
チェックしてみるとよいと思います。


この利益還元の法則が崩れ出した。
理由は、公共事業の削減。
国の財政難。

こうなってくると、公共事業が減り、
地元の建設業はばたばた潰れ出す。

これが今の現状。
ここからが、新たな市長の役割。


社長の役割と同じ。
会社がつぶれそうな時に、財政の立て直しをする。
売上が下がった。
キャッシュが足りなくなった。

ビジネスモデルを変える。新商品の開発。
変化に合わせるためのリストラ。


大阪市では、
バスの運転手の給料が年収700万円。
民間が450万円程度。
その差の理由は?


市長の役割は、中小企業の社長と同じ。
限られた収入の中で、
 最大のサービスを提供できるようにする。

無限にお金が使えれば、
 だれが市長になっても大丈夫。

予算が限られているからこそ、大変なわけです。

歳出を削り、歳入を増やす。
これをうまく行うスキルが、これからの市長のスキル。

そうなると、
 会社と同じように、市長のスキルによって、自治体に格差が生じる。

経営能力がない市長の自治体は、
 どんどん財政が悪化する。

二代目社長が会社をつぶすのと同じ。


今までは、市長選挙なんてどうでもよいと思っていた人が多いはず。
これからは、無関心でいると、自分が損をするようになるわけです。

能力がない地元の有力者や、市議会議員のついでみたいに思っている人が市長になると、
公共事業と市役所職員の利権にのっかることになるので、
 財政は悪化し、破綻のおそれ。
夕張のように悲惨な行政サービスを強いられる。

ただ、これが、民主主義なわけです。

 無能な市長を選んだからだ。
 いや、私は投票していないから。
 それは、権利を放棄して、白紙委任状を渡したのと同じ。

地方自治体が競争することで、本気で取り組み、
行政が知的に成長することで、
 潰れそうな会社がV字回復するときと同じように、
 市町村の財政も上向く可能性があります。

今のように、
 市長が県や国に交付金を上げよ
と言っているだけでは、何も変わらない。

今のように、
 地元の社長が市長に公共事業をやれ
と言っているだけでは、何も変わらない。

今のように、
 市民が市に社会保障費をもっとくれ
と言っているだけでは、何も変わらない。

すべての人が
 自分がどうすれば成長できるかを考え、行動していく。

これによって、まずは自分が豊かになる。
その後、会社や市や県や国が豊かになる。

こういう考え方は、強者の理論といわれます。

ただ、弱者のままでいるか、
 知的に成長して少しずつ強くなっていくか。

それの選択権は、自分にあります。
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