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クリスマスが近づくとこの樅の木はもてはやされ、この時期なら誰もがこの木の名前を何度も耳にすることだろう??。
一時、山本周五郎の時代小説でも一躍有名になったこの樅の木、僕はクリスマスの飾りつけをする木だから北欧原産の樹木だと思っていたら日本にだけ自生する樹木だと聞いて唖然とした。
それでは外国のあのクリスマスツリーの樅の木は一体何なんだろう
何はともあれ、この樅の日本最大の樅の木が丹波篠山に有ると聴いてそれならばと出かけて見ました。
篠山から但馬に掛けては巨樹の多い地域で、とても1日や2日では代表格の巨樹だけ訪ねても廻り切れたものではありません。
旧丹南町の追手神社は篠山市街から国道176号線を福知山方面に走ると左手にそれと解る看板が出ていて左折するとすぐ真正面に神社の鳥居が見えて、大きなイチョウの木が聳えている。
車は何処にでも止められるからまったく問題はない。
境内の左側、威容名樅の木がその幹をねじりながら天を突き上げている姿はまさに圧巻、威風堂々、まさしく名前のとおり、日本一、千年樅の貫禄充分です。
樅の株付近には小さな社が祭られていてこの樅自身が神そのものとして崇められているのがよく解る。
この樅の木は国の天然記念物に指定されており、樹齢800年、目通し幹周り7.8m、樹高34mとされている。
鳥居のすぐ奥に並んだ2本のイチョウは夫婦イチョウと呼ばれていて雄木と雌木だそうです。
樹齢躍300年目通り約3.8m。
また、樅の木の奥の斜面にも椋の巨木が聳えていてこれも見ごたえの有る大きさです。
幹周り、やく5m、樹高30m。樹齢は不明。
しかしやっぱり樅の木は圧巻でした。
撮影2007.5.4