今年出版された政治関係の本では、抜群の売り上げです。著者はMark Levinで、保守系のRadio Talk Show Hostとして有名です。
過去にも、政治ものでは裁判官を取り上げたベストセラーなどあり、犬愛好家としての本もあるようです。元々は弁護士であり,レーガン大統領のスタッフとして働いた事があります。本人の弁では、12歳からの筋金入りの保守との事です。
内容としては、現在のアメリカの政治状況を「柔らかな専制政治」と定義して、個人の自由を重んずるアメリカ建国の理念と憲法からズレてきているかを分析して、最後に保守としてのマニュフェスとを提案しています。自由主義で資本主義の権化であると思われているアメリカさえ、様々な革新的(福祉重視)政策により、本来建国時には政府が介入しない(出来ないよう規定されている)事が蔓延っていて、その傾向は強まってるとの認識です。
悲しいかな私にアメリカの建国の歴史の知識が乏しいので、保守理念の解釈が深まらないのが残念なのですが、タイトルでもあるLiberty(自由)とは、そしてTyranny(専制)とは何かを深く考えさせてくれます。
私見では、今後のアメリカが保守回帰に振れると思っていますが、その中で重要な本として記憶されると思います。
詳しい内容についても今後紹介する予定です。
過去にも、政治ものでは裁判官を取り上げたベストセラーなどあり、犬愛好家としての本もあるようです。元々は弁護士であり,レーガン大統領のスタッフとして働いた事があります。本人の弁では、12歳からの筋金入りの保守との事です。
内容としては、現在のアメリカの政治状況を「柔らかな専制政治」と定義して、個人の自由を重んずるアメリカ建国の理念と憲法からズレてきているかを分析して、最後に保守としてのマニュフェスとを提案しています。自由主義で資本主義の権化であると思われているアメリカさえ、様々な革新的(福祉重視)政策により、本来建国時には政府が介入しない(出来ないよう規定されている)事が蔓延っていて、その傾向は強まってるとの認識です。
悲しいかな私にアメリカの建国の歴史の知識が乏しいので、保守理念の解釈が深まらないのが残念なのですが、タイトルでもあるLiberty(自由)とは、そしてTyranny(専制)とは何かを深く考えさせてくれます。
私見では、今後のアメリカが保守回帰に振れると思っていますが、その中で重要な本として記憶されると思います。
詳しい内容についても今後紹介する予定です。
既にお聞きになっているかもしれませんが、Mark Levinの面白い(白熱する)トークをご紹介いたします。
Mark Levin 3/16 critics on Jewish Liberals and Obama Administration
http://www.youtube.com/watch?v=dzMLEWtMVGY
特に3分30秒くらいからのくだりは傑作です(そして誠に正しい)。
Mark Levin: Powerful Monologue on the Up Coming Budget Battle
http://www.youtube.com/watch?v=7l8zt735bQY
やれ銀行が無茶な貸し付けをしただとか、行き過ぎた資本主義がどうのとか言われているのがいかにまやかしだったかが分かります。
沢山のコメントありがとうございます。
この本の訳も、もう2年もサボっており、恥ずかしい限りです。
理由の1つとしては、内容が濃すぎて要約が難しい事があります。
ラジオは一時の様に熱心には聞きませんんが、いまでも時間がある限り聞いています。(テレビもラジオも、そのとき主義ですので、録画やポッドキャストは殆ど利用せず)
最近感じるのは、やはり、彼は政治家ではないので、イディオロギーが強すぎるのではないかと思います。かといって、妥協を容認すれば、段々と曖昧になってしまうので、難しい所だと思います。
貴ブログ、紹介して頂いたものも、少しづつ消化していきます。