デトロイト出身の Kid Rock にも、カントリーにも興味が無いのだが、この曲だけは大好きだ。今日初めて PV を観たのだが、歌詞に出てくる Northern Michigan の夏の雰囲気が出ている。(でも、あんなに綺麗なオネーチャンは、ミシガンにはあまり生息していない)
ボートを運転している本人が被っているのは、言わずと知れた、ロゴが白いデトロイトタイガースのホーム用の帽子だ。(去年暮れに、田舎の友だちん家を訪ねた時に、お土産としてオレンジのロゴのアウエー用のを持っていたのだが、釣り好きの彼はそれを被ってやっているかなー)
この曲は、サビの部分で一晩中、一夏中歌っていた Lynyrd Skynyrd の "Sweet Home Alabama" へのオマージュになっている。Lynyrd Skynyrd は、70年代に飛行機事故でメンバー何人かが亡くなり、解散している。
"Sweet Home Alabama" は、いろんな人の想像力を刺激せずにはおかない曲の様だ。同名の映画(ラブコメディーだけど)もあるし、"Forrest Gump" を題材にこんなビデオをわざわざ作る人までいる。("Forrest Gump" は、良い映画だとつくづく思う)それとも、Alabama が人の心を刺激するのだろうか。
Alabama は、アメリカの中でも屈指の田舎州である。
歌詞にある通り、この局はニールヤングの「サザンマン」へのアンサーソングとして有名ですね。ただ、私自身はサザンロックの場合、三大特徴の「ヒゲ・ハゲ・デブ」というのがどうにも受け入れられず、なんです。ZZ Topくらいだと良いんですが。ただ、動画のギターの音は良いですね。
やはりアメリカ音楽の根底にはカントリーというのは抜きがたくある気がします。あのLed ZeppelinだってClaptonだって憧れていた部分はあるわけで。だからなのか、アメリカのロックは渋さを追及すると何か埃っぽくなる気がします。対してブリティッシュは湿っぽくなるのかな?と。日本は涙もろくなるんでしょうか?
確かにこのギターの音は良いですね。ZZ Top とか Allman Brothers Band も含めて、サザンロック、カントリーロック(?)のシブさが好きです。
シブさの追求が埃っぽいというのは、面白い意見ですね。もうちょっと行くとブルースとかがあるので、その辺が歯止めになっている様な気もします。
「ヒゲ・ハゲ・デブ」は、それがどうしたという南部の生き方(ロックな感じ)が出ていて、嫌いではありません。
仕事仲間も南部訛りの野郎どもが多いおかげで、いつの間にかカントリーの大ファンになってしまった。(笑)
ところでアラバマと言えば、最近カントリーの若手人気歌手のブラッド・ペイズリーが既に半分引退していたアラバマのおっさんたちとコラボで「オールド・アラバマ」という歌を発表しています。アラバマのハーモニーは未だに健在です。
http://www.youtube.com/watch?v=ZDRfrVMrV6Q&ob=av3e
南部と言えば、カントリー、Nascar、BBQ という感じですが、私はスイートティーをの飲みながら BBQ 位の影響でおさまっております。
でも、南部訛りを意識せず聞き取れる様になったのはちょっとした特技かも。ミシガン辺りのアメリカ人でも何を言っているのか分からないとぼやく人もいますから。