YS Journal アメリカからの雑感

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アメリカ中西部は大旱魃(らしい)

2012-07-22 09:59:47 | アメリカ経済
6月下旬から7月上旬にかけて、ミシガンでも最高気温が 100°F (37.7 °F)を連日の様に超え、最低気温も 70°F (21.1 °F)を割らず、雨の降らない日が続いて、芝生がスッカリ黄色くなってしまった。(少し気温が下がったのと雷雨が何回かあり、今は青々としている)

しかし、ミシガンよりもう少し西そして南の地域では、旱魃が1956年以来のひどい事になっているらしい。コーンはうまく受精が出来ておらず、大豆も7月下旬から8月に掛けての実の成る時期に充分な水分がないと、大幅な減収となる。

アメリカ農務省長官は、「毎日、跪いて雨乞いをしている」とコメントを出している。

既にコーンも大豆も歴史的な高値になっている。2008年にもこれらの穀物価格が暴騰したが、その時はバブル要因が大きく、結局暴落した。今年は供給が本格的に少なくなる(8-15%減)予想が出ている。

急騰している穀物価格が食品市場に影響しだすのは3ヶ月位のラグがあるらしいが、コーンはいろんな食品に使われているので、インフレが来そうだ。アメリカはコーン、大豆の輸出国でもあるので、中東やアフリカなどの政情不安が更に落ち着かなくなる要因のひとつになるだろう。

日本でも豆腐の値上がりか?



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