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Liberty and Tyranny 内容紹介(1)目次

2009-09-16 10:36:49 | Liberty and Tyranny Mark R. Levin
1週間前に紹介した Liberty and Tyranny の内容を紹介して行きます。今年の出版ですが、既にミリオンセラーになっております。アメリカ建国精神に溯って、数十年に渡る革新派の自由への浸食の歴史と現状分析をし、最後に、アメリカがアメリカらしくあるために保守回帰のためのマニュフェストを提言しております。

まずは、目次から。

1. On Liberty and Tyranny 自由と専制
2. On Prudence and Progress 分別と革新
3. On Faith and the Founding 信仰と基礎
4. On the Constitution 憲法
5. On Federalism 国家主義
6. On the Free Market 自由市場
7. On the Welfare State 福祉国家
8. On Enviro-Statism 環境統制主義
9. On Immigration 移民
10. On Self-Preservation 自己保守
11. A Conservative Manifesto 保守のマニュフェスト

英語の本(日本で翻訳が出るとは思いませんが、もし出たら是非読んでみたい)ですし、アメリカ建国史や哲学史の知識も日本語でも限られてますが、本質的な間違いだけはしないように心掛けていきます。

目次から少し脱線しますすが、なぜこの本をこんなに熱心に紹介するのかを記しておきます。

保守回帰を提言する本の内容紹介をするくらいなので、私自身、保守系の考え方に賛同する物です。昨年までは、政治にあまり興味もなかったのですが、昨年の大統領選そしてオバマ大統領就任を経て、リベラルそれも激しく左傾化して行くアメリカに不安を感じるとともに、結局永住する事になったアメリカが自分の憧れていたものとズレていく危機感を持つようになりました。日本でどのように紹介されているか分かりませんが、オバマ大統領と議会で過半数を占める民主党に草の根レベルで激しい反発が起こっております。この本は、その理論武装の一端をになっております。それが、ミリオンセラーになった理由でもあります。

又,アメリカの保守回帰が、日本の未来に指針(モデルでは無い)を与えてくれる予感がしています。保守の本質とは、自由の重みとは、考えていただくきっかけになる事を祈りつつ進めて行きます。


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