YS Journal アメリカからの雑感

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アメリカ経済の2番底 再考

2010-08-13 10:58:18 | アメリカ経済
「再考」といっても考え直す訳では無く、文字通り、再び考えるという意味だ。

一週間程前にこのブログのブックマークから Murray Hill Journal だけを外した。大きな理由は、最近更新頻度が落ちている事とブログ主の関心がツイッターへ移ってしまった事であった。内容的にもちょっと自分の守備範囲外(ついていけない)という事もある。

しかし、8月8日のエントリーは、鋭い上に不気味(最後の段落)なので紹介しておく。自分自身も2番底については、一年前に全く的外れな予想をしておりますが、今後益々高止まり状態が続く失業率が効いてくると思う。個人消費が伸びなければ、住宅ローンも商業不動産ローンもジワジワ悪くなる事は間違い無い。

2008年の年初との類似状況が同じ展開をもたらすとは限らないのだが、個人的な体験(401Kの選択肢で一番安全と思われていていて所有していた不動産担保ファンドがいきなり10%下落した。総務に文句を言ったらその後マネーマーケットファンドの選択肢を追加してくれた。)としても2007年には住宅バブル崩壊の予兆が感じられたので、もし、近々に何かあるとすれば、何らかの指標はシグナルを出しているのは間違いない。(過去と同じでは無いにしても)

見近かな所では、今年の車の販売数が1200万台到達が怪しくなってきている。