YS Journal アメリカからの雑感

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Toy Story 3 3D

2010-06-26 07:58:15 | 映画
娘たちも夏休みに入り、私は今日予定していたゴルフが流れたので、家族で Toy Story 3 を観てきた。辛うじて、オリジナルは観ているのだがストーリーは覚えていないし、2 は観てもいない。

いろんな所で紹介されているので、ストーリーご存知の方も多いと思う。トイ達の持ち主のあるアンディが大学生となり、家を出て行くので、母親に処理を迫られる所から話が始まる。手違いで屋根裏に保存されるはずが、結局ウッディ以外のおもちゃ達は、Sunnyside Daycare(託児所)に行く事となる。ウッディだけはアンディと一緒に大学に行く予定であったが、託児所で、おもちゃを乱暴に扱われる事、又、託児所のトイ達の主ロッツォ・ハグベアが過去の出来事で人間不信となり、他のトイ達を支配する怖い所である事を知り、救出に向かう。

最終的には、無事託児所から脱出したトイ全員が、アンディの近所のおもちゃ好きの女の子ボニーのうちに引き取られる事になる。

小さい時からアニメにもオモチャにものめり込んだ事の無い私でさえ面白い。アニメ好きでオモチャ、それもフィギュアやキャラクターが好きな人には、たまらない映画だと思う。今回は、バービーも登場し女性陣への気配りも充分である。

ストーリーは、単純なのだが力強さが無い。トイ達が託児所に行くという大きな筋があり、後はアドホックなアイデアを重ねていった感じである。アンディが大学で家を出て行く設定の二重構造はちょっとあざといが上手い。バービーとボーイフレンド、ケンとの絡み、バズがリセットされロッツォ・ハグベアの手先になる所、バズを元に戻そうとしてスパニッシュ版になってしまう所など、シーン毎の細部では、とてつもなく面白い所が数々有る。特にスパニッシュ版のバズは、身のこなしもしゃべりも情熱的になって、従来キャラとのギャップが笑える。

気になったのは、トイ達の持ち主アンディの母親はシングルマザーという設定の所である。これって、1、2を観ていると自然な流れとして理解されるのだろうか?

3D で観たのだが、らしくない作りであった。立体感というより奥行き感を出す様な趣向になっていた様な気がする。途中で 3D メガネをかけているにもかかわらず、忘れてしまっていた。これは逆に凄い事かもしれない。こけおどし的な 3D では無く既に普通に思えるくらいになってきているのかもしれない。

Toy Story 3 3D を3時からと早い時間だったので割引(?)があり大人子供均一で 3D メガネ込みで一人$7.50 で計 $30。ラージのポップコーンと 32oz (900ml) のドリンク2つのコンボ#2が、$13.25 をシェア。(子供が炭酸物を飲まないので、水を一本隠し持って行った)うちのが一緒だと、英語の醍醐味のポップコーンも思う様に食べれない。反動で、次回一人で行った時はバケツサイズのエキストララージを頼みそうだ。

9歳、5歳の娘達も充分面白かったようで大満足であった。