行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

カワウの大群

2018-12-21 20:00:48 | 
12月中旬の多摩川にて、
今日は大群で現れたカワウに焦点を合わせました。


ダイサギの群れが休んでいる中に、
何百羽もののカワウが飛んできて着水しました。
黒と白の戦い、ここでは烏鷺ならず鵜鷺のようです。


カワウたち餌を探してかダイサギの前を行ったり来たり、
群れを成して泳ぎ回ります。
これだけの集団、魚にしてみればたまったものではありません。
増えすぎたカワウに因る漁業被害は大きな問題となっているようです。


群の習性なのか、
一羽が羽を広げると次々羽を広げます。
全身が黒で数が多いので迫力があります。


後日、同じ場所に寄って見ると、
今度は堰の上にカワウの大群、
指揮官がいるのか、どれも同じ方向を見ています。
日が射して、堰の上の水が青色に映り、きれいです。


上流に飛び立ったカワウたち、
山に向かう姿はカラスのように見えますがカワウです。
カワウ、見かけによらず高いところも飛び、
けっこう飛翔力もあります。
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ダイサギ

2018-12-20 20:00:58 | 
そろそろ冬鳥が来ているのではと
冷たい北風のなか多摩川に(12/9)。


久しぶりに見る鳥の群、
冬になりました。
何十羽ものダイサギが浅瀬に休んでいました。


ダイサギ(大鷺)。
名のとおり、大きな白い鷺、アオサギと並んで鷺の中では最大です。
脚と首が非常に長く、全体が白色、優雅で美しく感じます。


ダイサギ、考えて見れば群をみるのは冬だけです。
調べてみると、シベリアなどの北方から渡来する冬鳥なのです。
この冬鳥の一団は、亜種オオダイサギと呼ばれます。
一方、亜種チュウダイサギと呼ばれる少し小さめの一団が存在します。
こちらは春に飛来し、日本で繁殖し、秋になると南方に移動する夏鳥なのです。
したがって、数は少ないものの、夏にも見られるダイサギ、
留鳥と間違われることが多いようです。


このダイサギたち、
どれも一本脚で立っています。
鷺などによく見るこの一本脚立ち、
寒いので片脚を羽の中に入れ温めているのだそうです。
左右変わりばんこに脚を温めます。
ダイサギ、秋から冬(非繁殖期)の嘴は黄色ですが
夏(繁殖期)は黒色になるそうです。


少しシンプルな絵を。
ダイサギとカワウのご対面。


ダイサギの飛翔。
カワウの大群が押し寄せ、
その傍若無人いや傍若無鳥ぶりに、
ダイサギたち一斉に飛び立ちました。
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雨上がりの庭にて

2018-12-19 20:00:57 | 花,植物
冷たい雨が止み、
少しの間ですが久しぶりに日が射しました(12/12)。


さっそく庭に出て、
今年は遅く、やっと咲き始めた日本水仙を
水玉付きで写して見ました。


花の後の水玉に虹が出ていたのでねらって見ましたが
写った色はなぜか黄色とオレンジ色。


虹が消えたので、
露出をアンダーにして、距離をとって、同じ花を。


花びらが日で透ける角度を探して一枚。


咲き始めの八重の椿には小さい水玉がたくさんついていました。


庭の端、キンモクセイの根本には
鳥が運んできたマンリョウが赤い実をたくさんつけていました。


少しアップにして、マンリョウの赤い実。
水玉はなぜか形が崩れています。
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紅葉、黄葉、枯葉

2018-12-18 20:00:00 | 花,植物
寒さが増してきた12月9日、
散歩道のモミジが
紅、黄、褐色と異なる色づきを見せていました。


文字通りのカエデの紅葉。
今年は11月が暖かく、
12月9日でもまだ緑の葉が残り、紅葉も新鮮に見えます。


きれいな黄葉のカエデもありました。
もともと葉にはクロロフィル(緑色)とカロチノイド(黄色)という色素が含まれており、
寒くなり、日射しが弱くなると、
まずクロロフィルが分解しはじめて、
カロチノイドの黄色が目立つようになったのが黄葉なのだそうです。


さらに寒くなると、クロロフィルの分解が進み、
カロチノイドも分解を始めます。
その時、なぜか葉にはもともとはなかったアントシアニン(赤い色素)が合成されます。
それが目立つようになったのが紅葉とのことです。


黄緑色と淡い紅色の紅葉(と表現しておきます)。
こんな色に変化したカエデも見つけました。


合成されたアントシアニンの量と残ったカロテノイドの量、
この両色素の加減で葉の色が真紅、橙、黄やその中間色と変化を見せます。
この仕組みが分かると紅葉の色づきが理解できます。


そんな眼で同日に写したミズナラの葉、
これは黄葉、紅葉それとも枯葉。


12月初旬のアカシデ、
紅葉、そして枯葉に見えるのは熟した果実です。
その果実の中から種子が顔を出しています。
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よみうりランド、ジュエルミネーション

2018-12-17 20:00:08 | 風景
600万球のLEDが宝石のように輝くということで、
ジュエルミネーションと名づけられた、
よみうりランドのイルミネーションを写しに行きました(10/29)。


様々な色に樹やアトラクションが電飾され、
道行く人も目を見張る美しさです。


カフェもお化粧、
童話の世界の家です。


イルミネーションの壁に
姿形のきれいなカップルがやってきました。
黄色のアッパーライトの中に入ったところを。
素敵なシルエットをつくってくれました。


次にやってきた若い女性の3人組、
こちらはピンクのアッパーライトの中で、
ポーズをつくって、インスタ映え。


ジュエルミネーションの今年の新企画、
高さ25mのエメラルド・マウンティン。
マッターホルンをイメージして電飾されています。


エメラルド・マウンティンには
イルミネーションのゲレンデがあり、
子供たちがソリで滑べり落ちていました。


帰り道のイルミネーションのトンネル。
通行の邪魔になるので、
三脚を外してSSを1/30にして手持ち撮影にしました。
光量が足りなく地味になってしまいます。


これも手持ちでSSが1/30、
光量が足りないのが、夜の魔法使いの森になりました。


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よみうりランド噴水ショウ

2018-12-16 20:00:01 | 風景
冬の夜のよみうりランド、
「ジュエルミネーション」と名付けられたイルミネーションが売りです。
期間限定で稲城市民には無料招待があり、
今年は、早々と10月29日に出かけました。
まずは、夏はプールだった場所まで。
これから、無数のLEDランプと噴水
そしてウォータースクリーンが織りなす噴水ショーが始まります。


16時40分、
まだ空が明るい中、LEDが点灯され、
もうカメラを構え、噴水ショーの行われるプールに陣取っている人がいます。


噴水ショーが始まり、
空も徐々に暗さを増してきました(17:20)。17:20
噴水を青色の光が鮮やかに彩り、
大きな月のようなウォータースクリーンに映像が入りました。


噴水が色を変え、オレンジ色に。
ウォータースクリーンが今度は太陽のように見えます。
プール手前にはLEDが敷き詰められ、
七色の宝石のように光を放っています。


暖色系一色、
噴水が高く、ウォータースクリーンの上まで舞い上がります。
この噴水、
最高到達地点が15m、噴水の数は216本あるそうです。


少しアップにして舞台裏?を。
噴水の出所が分かります。
でも光はどこからでしょうか。


空はほぼ真っ暗、
噴水がよりはっきりと鮮やかに色づいてきました。
水への映り込みもきれいです。


最後にウォータースクリーンをアップに。
これは山に上った日の出でしょうか、
いろいろな風景映像が写しだされていました。
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初冬の林間道

2018-12-15 20:00:27 | 風景
12月中旬、
近くの公園の林間に。
そろそろ冬鳥でもと思いましたが鳥の姿はありません。
そこで、林間道を切り口に、
紅葉、落葉の林を写して見ました。


この日は今年一番の冷え込み、
公園の散歩道、林間の木々も急に冬の趣となりました。


4,5日前までの暖かさは嘘のよう、
ウォーキングの人も真冬の装いです。


犬を連れて散歩をする人、
いつもは何組もいるのですが
今日は寒さで少ないようです。


階段の上り道。
道の両脇は枯れ落葉で埋まります。


道横の東屋の屋根にも落葉が降り積もります。
カエデ紅葉も赤くなったばかりですが、
もう色が褪せています。


落葉の木々は風が吹くと葉を落とし、
落ち葉は毎日のように掃除はされていますが
すぐにたまります。


常緑の緑と木々の幹の間に適度な紅葉と黄葉、
いい感じです。
その紅葉も間もなく落葉、そして本格的な冬になります。
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荻のある冬景色

2018-12-14 20:00:55 | 風景
急に寒さが訪れた12月9、10日、
水辺はすっかり冬の様子、
荻の穂が真白となり、葉はすっかり枯色となっていました。


10月最初にはツリフネソウが群生していた湿地、
その頃には目をひかなかった荻が鮮やかに真っ白、
今は湿地の主役です。


三沢川の流れに白穂がよく映えます。


府中郷土の森あたりの多摩川左岸土手から対岸を、
川岸は両岸ともに荻の白穂が冬の様子です。
荻と薄、よく似ていて区別が難しいのですが
水辺により見られるのが荻、
穂がより白くなるのが荻、
株立ちするのが薄、根茎で横に広がり生えるのが荻、
これが見分け方のようです。


上とほぼ同じ多摩川左岸の土手から、
これは11月の中旬の写真です。


大丸の堰あたりの多摩川右岸から、
望遠レンズで、3kmほど先の府中四谷橋と
冬にならないとなかなか見えないその先の山々をねらって見ました。
手前の河原には荻か薄か白穂が群生しています。


その大丸の堰、
カワウの大群が来て、
白穂の周囲を泳ぎまわっていました。
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師走に咲く花、咲いた花

2018-12-13 20:00:03 | 花,植物
花が少くなる12月、
それでも咲く、咲いている花があります。


公園の花壇に下向きに咲く白い花がたくさん、
5月ごろの山道に見たシロバナハンショウヅルに似ています。
クレマチス・ジングルベル、
キンポウゲ科クレマチスにも冬咲きがあるようです。


ビワ。
バラ科の常緑高木、
日本では四国、九州に自生もしていますが、
多くは果樹として植えられています。
バラ科そして果樹には珍しく冬の花です。


秋の七草の一つに数えられるフジバカマ、
12月になっても新鮮な花が咲いていました(12/6)。


今では自生のものはほとんど見られないフジバカマ。
フジバカマとして園芸用に販売され、
一般に見られるものは「サワフジバカマ」とのこと、
サワヒヨドリとフジバカマの交雑種だそうです。


これも公園の花壇に、
多分、ヒガンバナの園芸品種、リコリスです。
白色と薄紅色の花がまだ咲き残っていました。
暖冬の所以でしょうか。


これも暖冬の所以、
コウテイダリアがまだ咲き残り、
その横にハルノノゲシが花をつけていました(12/6)。
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キセキレイ

2018-12-12 20:00:20 | 
谷戸の公園の小さな流れ、
キセキレイが「チチッ チチッ」と鳴き声をあげながら
飛び回っていました。
夏は主に渓流に棲息しますが、
冬季には、都市部の公園などの平地にもやってきます。


キセキレイ(黄鶺鴒)。
名のとおり、胸と腹部が黄色、
その黄色が美しいセキレイ科の小鳥です。


ハクセキレイに比べると警戒心が強く、
近づくとすぐに「チチッ チチッ」と声をあげて逃げます。


いつもより近くで写したものを
さらにトリミングして見ました。
タムロンの100-400mm、
手振れ補正もよく効き、AFもけっこう早いように感じます。


スズメなど多くの鳥は両足をそろえて跳ぶように歩く
ホッピングという歩き方ですが、
セキレイの仲間は片足ずつで歩くウォーキング、
けっこう速足です。


胸から腹部の黄色、
夏の繁殖期にはさらに濃く鮮やかになります。


後からの姿、
頭から肩、背にかけては灰褐色です。
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