行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

タマムシ

2019-09-03 20:00:00 | 昆虫
今年もタマムシが近くに見られました。
正確にはヤマトタマムシ、
金属光沢の緑色と赤色の翅が美しく、
古くは「玉虫の厨子」などの装飾に使われた甲虫です。


8月の炎天日、
林縁の日陰、幹に苔の生えたコナラにタマムシを見つけました。


木の下に近づいて見ても、
飛んで逃げることなく、
木の幹の周りを上に下に移動を繰り返していました。


腹部末端に産卵管が見られます。
雌の個体、産卵場所をこの幹に定めたようです。
朽木に産卵することの多いタマムシですが
生木にも産卵するようです。


8月の別の日、
丘陵の山道を歩いていると、
前方の木の低い場所になにかがとまりました。
近づいてみると、タマムシです。
手にしていた望遠マクロでねらって見ましたが
眼にピントが合っていないのが残念、
まあ眼が写っているのでいいことにします。


角度を変えて、横からも。
全身が写るようにと、
カメラを移動した途端に飛び立たれました。


翅を広げたところを撮れたらうれしかったのですが、
飛びものは難しい、いつも反応ができません。
残念なので、近くにいたマメコガネを一枚。
どこにでも現れ、いつも交尾している印象の小さなコガネムシ、
よく見ると緑色の金属光沢がきれいです。
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