行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

ハンゲショウとネムノハナ

2020-07-16 20:00:28 | 花,植物
半夏生(ハンゲショウ)とは、
農民の人々がこの日までに田植えを終える目安した雑節の一つ、
夏至から数えて11日目、今年、2020年は7月1日でした。


ドクダミ科ハンゲショウ。
ちょうど半夏生の頃、
花が咲き、花のすぐ下の葉が緑から真っ白になります。


葉の表側だけが真っ白になるので、
半化粧、片白草とも呼ばれます。
花が地味なので、虫たちの注目を集めるために
花のすぐ下の葉が白くなると聞いたことがあります。


草丈は50~100cmほど、
長さ5~15cmほどの葉は互生、卵形で、基部がハート形の細長い形状をしています。
日の当たる湿地などに地下茎で分布を広げます。


ハンゲショウが群生していた少し上流、
ネムの落花が流れて、花筏を作っていました。
望遠レンズで画面いっぱいに。


橋の上に上ってみると、
そのネムノキ、まだ花がたくさん付いていました。


ネムノキのすぐ横で、
真っ白な クチナシ(梔子)の八重花が芳香を放っていました。
この花、真っ白なのはわずかの時間、すぐに黄色くなってしまいます。
今朝咲きし くちなしの又 白きこと(星野立子)
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