行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

キツリフネとカラスノゴマ

2023-12-03 20:00:30 | 花と虫
9月20日の長池公園にて。
カラスノゴマ、キツリフネ、ヤブツルアズキなどの黄色の野花たち、
そして、珍しく木の上で鳴いていたコジュケイを望遠マクロで写しました。


カラスノゴマが黄色い花をつけていました。
関東地方以西の日本各地に分布するアオイ科の1年草です。


花期は8~10月。
葉腋に1つずつ、花の中央から仮雄蕊が長く突き出た花をつけます。
花柄の長さ1~2cmで、花弁は5個。


つるを伸ばしてくるっと巻いた鮮やかな黄色の花がいくつか咲いていました。
アズキの原種とされるヤブツルアズキの花です。


7月ごろからポツンポツンとは花がついていたキツリフネですが、
開花時期になり、あちらこちらにたくさんのいい花をつけていました。
花期は夏から秋、葉の下から細長い花序を伸ばして、
3~4 cmほどの横長で黄色い花を釣り下げるように咲かせます。


キツリフネ(黄釣船)はツリフネソウ科ツリフネソウ属の1年草。
花の形はツリフネソウに似ますが、
花色の他に、花が葉の下につくこと、
距の先が巻かずに垂れることがツリフネソウとは異なります。


ツリフネソウを写していると、
近くから「ピュー、ピュー、ピュー」と大きな鳴き声が聞こえてきました。
なんだろうと探して見るとエゴノキの枝にコジュケイの姿を見つけました。
近づいて、花を写していた設定のまま180mmの望遠マクロで撮影。


地上にいる姿はよく見るコジュケイですが、
樹上にいるのを見たのは初めてかも知れません。
地上では草に隠れてよく見えない蹴爪がはっきり確認できます。
オスの個体です。
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