行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

大錦草の花と色づく子房

2008-09-28 20:24:30 | Weblog
オオニシキソウ(9月28日)

 オオニシキソウ(9月4日)

トウダイグサ科ニシキソウ属のアメリカ原産の1年草.
茎を折ると白い液が出るところから乳草の別名がある.
荒れ地,道端などに生育しているいわば雑草といわれるものである.
もともとはニシキソウといわれていたが,
よく似ているコニシキソウと対比してオオニシキソウといわれるようになった.

コニシキというと元大関小錦の大きな姿を思い浮かべるが,
オオニシキソウが高さ40cm程度に直立して成長するのに対し,
コニシキソウはそれよりさらに小型であり,地を這うように生える.
小錦のイメージとは大きく違う.

葉と花のあいだに丸い子房があり,トウダイグサ科の所以である.
花は白で2~3mmの小さいものであり,夏から秋の初めに咲く.
茎が赤く,緑の葉,子房が緑から赤くなるなど意外とカラフルである.
そんなところから錦の名が付されている.
葉は対生してはえ,楕円形で縁は鋸葉という特徴がある.
写真は白い花が咲いている9月初旬撮影(下)と,
今日,家そばの空き地で撮った子房がだいぶ紅く色づき,
文字通り,錦になってきた大錦草である.

 野の草も 錦になりし 秋の暮れ

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