道路のツツジの植え込みから
いかにもナス科と思われる花が顔を出し咲いていました。
オニナスビの花です。
ワルナスビともいわれるこの植物,
北アメリカ原産であり,昭和の初期に牧草の種に混じり
渡来したといわれる帰化植物です。
地下茎で繁殖し,その地下茎が強く,駆除がとても困難なところから
こんな名前を付けられています。
日本にすっかり定着し,畑地や空地など多くの場所に見られる雑草です。
6月~10月,じゃがいもによく似た花を咲かせます。
花色もじゃがいもと同じく,白と薄紫があるようで,
50mも離れていない場所のいずれもツツジの植え込みの中に,
薄紫(写真上)と白(写真中)の花が顔を出していました(7/18)。
駆除が困難であり,棘もあり,名前にはその憎々しさがあふれていますが,
けっこうきれいな花です。
写真下はツルハナナスの花,南米が原産とされているナス科の植物です。
こちらは園芸用,垣根などに這い,咲いているのをよく見ます。
花は一目瞭然ナス科,オニナスビによく似ています。
花色も薄紫と白で,これもオニナスビに同じですが,
こちらは,咲き始めは薄紫色,徐々に白色と変化していくものです。
一つの樹に2色の花が混在して咲いているように思われます。
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