行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

オカトラノオとオオチャバネセセリ

2020-07-13 20:00:25 | 花と虫
6月26日、
雨上がりの長池公園へ。
群生したオカトラノオが一斉に咲いていました。
その花に数頭の オオチャバネセセリが吸蜜していました。


オオチャバネセセリ。
イチモンジセセリによく似て、
翅は茶褐色で白い斑紋が見られます。
名にオオがつきますがイチモンジセセリとほぼ同じ大きさです。


その白い斑紋、
イチモンジセセリは直線状ですが、
オオチャバネセセリは凸凹に並びます。
その白紋も他種よりはっきりして、少し豪華?。
都市部では発生しなく、山地の林縁などによく見られます。


この個体、翅を広げて、花に吸蜜。
翅を広げた姿もイチモンジセセリによく似ます。


オカトラノオ(丘虎の尾)。
サクラソウ科オカトラノオ属の多年草。
山野の日当たりのよい草原に自生し、群生していることが多い。


花期は6月から7月、
白色の小さな花を茎の先に総状につけ、下方から開花していきます。
花穂の先端が虎の尾のように垂れ下がり、丘地によく見られるのでこの名。


群生して咲いていたオカトラノオ。
葉は互生し、長さ6〜13cm、幅2〜5cmの長楕円形または狭卵形で、先端は尖ります。
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