行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

奥嵯峨野,常寂光寺

2009-10-14 23:09:51 | Weblog
多宝塔から遠く山並みを望む

 常寂光寺仁王門

 常寂光寺竹林


神戸で結婚式があり,
翌日,11日の日曜日,京都まで足を伸ばしてみることにした。
遅い朝食をすませ,神戸三宮からJR新快速で京都へ,
そこから山陰本線に乗りかえる。
京都市内の山陰線は駅の間隔も短く,まるで市電のようにのんびりと走る。
6つ目の駅,嵯峨野で下車する。
許される滞在時間は6時間程度であるが,
ここまで来たらやはり行かねばなるまいと,
渡月橋に向かう。川,橋を眺めながら今後の予定を考える。

嵐山,嵯峨野は何度か訪れているが,
都会の煩雑さ,人の群れを避けての京都の半日コースとなるとここがちょうどよい。
亀山公園,小倉山の散策路を歩き,
奥嵯峨野の小さなお寺を2つ3つ訪れてみることにする。

常寂光寺は小倉山の中腹にあり,
百人一首の選者,藤原定家の時雨亭があった場所に
江戸時代に建てられたお寺だという。
山門を過ぎ仁王門からの石段の景観に心がなごむ。
楓と石そして苔,緑と白が美しい。
手入れもよく行き届いており気持ちがよい。
石段を登ると,嵯峨野が一望でき,遠くには東山36峰だろうか,
緩やかな山並が青く美しい。
本堂をさらに登り,庭園,竹林を過ぎると,
重要文化財となっている高さ12mの多宝塔に至る。
そこからの京都市街の展望がまたすばらしい(写真上)。
紅葉には少し早かったが,その時はさらに見事に違いない。

これこそぞ紅葉名高き小倉山
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