9月末日の丘陵の山道散歩、
ノダケ、カシワバハグマ、ヤマホトトギスを写しました。

山道のところどころにノダケ(野竹)が花をつけていました。
本州、四国、九州に分布、
山野に見られるセリ科シシウド属の多年草です。
花期は9~11月で茎頂の先端に暗赤色の複散形花序をつけます。

花は5弁花、
花色は暗紫色がふつうですが、白色もあります。
花弁から突き出た5本の雄しべがよく目立ちます。

暗紫色の咲き初めの花序と、
花弁が落ち雌性期をむかえた花序が並んでいました。

左はまだ雄しべが残る雄性期の白花。
右はすっかり花弁と雄しべが落ちて雌蕊だけになった雌性期の花です。
ステージの違う花が並んで見られました。

山の林縁道にカシワバハグマ(柏葉白熊)の白い花を見つけました。
キク科コウヤボウキ属、
本州(宮城県以南の太平洋側)、四国、九州に分布する日本固有種。
山林のやや乾いた林縁や林下に生育する多年草です。

花期は9~10月。
茎上部に穂状または総状に頭花がつきます。
頭花には9~14個の白色の小花があり、小花は筒状花からなり花冠が5深裂します。
総苞は円柱形で、総苞片が8~10列に重なって並びます。
これが爬虫類の鱗のようで、特徴的です。

林縁道のところどころにヤマホトトギスが花をつけていました。
ユリ科ホトトギス属の多年草です。
今回は花被片から飛び出た雌しべにピントを合わせて見ました。
花被片だけではなく、雌しべ花柱にもたくさんの紅紫色の斑点が見られます。

斑点が少なく、淡色のヤマホトトギスも写してみました。
花被片に斑点が少なくても、雌しべの斑点は濃色で数もそこそこあります。
雄しべは6個あり、花糸は互いに寄り添って束状に立ち、
上部で反り返って先端に淡黄色の葯をつけます。
雌しべ花柱は3裂し、各枝の先はさらに2裂します。
雄しべの花糸そして雌しべ花柱とその分枝、いずれにも紫色の斑点が見られます。
ノダケ、カシワバハグマ、ヤマホトトギスを写しました。

山道のところどころにノダケ(野竹)が花をつけていました。
本州、四国、九州に分布、
山野に見られるセリ科シシウド属の多年草です。
花期は9~11月で茎頂の先端に暗赤色の複散形花序をつけます。

花は5弁花、
花色は暗紫色がふつうですが、白色もあります。
花弁から突き出た5本の雄しべがよく目立ちます。

暗紫色の咲き初めの花序と、
花弁が落ち雌性期をむかえた花序が並んでいました。

左はまだ雄しべが残る雄性期の白花。
右はすっかり花弁と雄しべが落ちて雌蕊だけになった雌性期の花です。
ステージの違う花が並んで見られました。

山の林縁道にカシワバハグマ(柏葉白熊)の白い花を見つけました。
キク科コウヤボウキ属、
本州(宮城県以南の太平洋側)、四国、九州に分布する日本固有種。
山林のやや乾いた林縁や林下に生育する多年草です。

花期は9~10月。
茎上部に穂状または総状に頭花がつきます。
頭花には9~14個の白色の小花があり、小花は筒状花からなり花冠が5深裂します。
総苞は円柱形で、総苞片が8~10列に重なって並びます。
これが爬虫類の鱗のようで、特徴的です。

林縁道のところどころにヤマホトトギスが花をつけていました。
ユリ科ホトトギス属の多年草です。
今回は花被片から飛び出た雌しべにピントを合わせて見ました。
花被片だけではなく、雌しべ花柱にもたくさんの紅紫色の斑点が見られます。

斑点が少なく、淡色のヤマホトトギスも写してみました。
花被片に斑点が少なくても、雌しべの斑点は濃色で数もそこそこあります。
雄しべは6個あり、花糸は互いに寄り添って束状に立ち、
上部で反り返って先端に淡黄色の葯をつけます。
雌しべ花柱は3裂し、各枝の先はさらに2裂します。
雄しべの花糸そして雌しべ花柱とその分枝、いずれにも紫色の斑点が見られます。
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