駅の立体化と周辺の開発整備が進む南多摩駅,
その駅近くの開発地に普通の電柱に比べると
とてつもなく太く,高い電信柱が建てられていました。
高圧送電線用の電信柱のようです。
送電線を追ってみるとその先に赤白に塗られた鉄塔が確認できます。
高圧送電線は送電のロスを少なくするための高電圧の送電線,
電磁波などが発生するので,
普通の電線に比べて地上からかなり高いところを走っています。
高さ60m以上の鉄塔は赤白に塗装することが
航空法で定められていたことがあり,
この赤白の鉄塔,その時に塗られたものと思われます。
そう考えると,この電信柱,その鉄塔とほぼ同じ高さであり,
高さ60mはあることになります。
高圧送電線を支えるのは鉄塔と思っていましたが,
こんなコンクリート電柱も使われているようです。
テレビ塔でたとえれば,
鉄塔が東京タワーやエッフェル塔,
コンクリート電柱は東京スカイツリーといえるようです。
スカイツリーは地上占有面積を少なくするため,
あの形のタワーになったと聞いています。
コンクリート電柱も占有する地上面積が少なく,
市街地では景観もよいように思われます。
上の方を望遠で撮ってみました。
たくさんのガイシが使われ,
とてもダイナミックです。
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