行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

サクラ咲く

2015-03-25 10:00:18 | 花,植物
約1月半ぶりの投稿になります。

一昨日東京でもソメイヨシノの開花宣言がされ、
いよいよ春本番となりました。
3月初旬から中旬に撮った早咲き桜を背景に
不眠からの鬱状態に陥ったこの2ヶ月半を振り返って見ました。


(カワヅサクラ、3月8日)
1月のある日、風邪が引き金と思われる一過性全健忘症に、
およそ半日だけ記憶が喪失する不思議な病気です。
本人はこの半日間、なんの記憶も残っていませんが
大病院の神経内科に妻に連れていかれました。
MRIなど脳ドックなみの検査を受け、一過性全健忘症と診断、
脳梗塞や痴呆症など心配される病気は今のところはなしということで、
安心して帰宅しました。


(咲き始めたばかりのヒガンザクラ、3月8日)
健忘症の後の4,5日は風邪の症状も軽く済み、
平穏無事な生活を送っていましたが
ある日、突然眠れなくなりました。
いつもはベッドに入り、10分ほどで入眠できたのですが
3日も4日も明け方まで眠れない、
眠たいけど眠れないという日が続きました。
体がずっと緊張しているからでしょうか疲れがとれません。
持病の血圧もどんどん高くなっていきました。
これはいかんと思い、近くの主治医に相談、
マイスリー、アモバン、レンドルミンなどの睡眠導入剤を
かわるがわる処方してもらいましたが、
2,3時間は薬の効果で眠れるのですが、
真夜中に目が覚め、そのあとが眠れません。


(濃いピン色の早咲き桜、3月10日)
やがて眠れない焦りから肉体の衰え、
老後ことや家族のことなどが必要以上に不安になりだし、
心にも異常を覚えるようになってきました。
自分でもこれは鬱かも知れないと思われる状態に陥ってきたのです。
好きな遊びにも行く気がおこらなくなり、
テレビもおもしろくなく見る気がしません。
気が付けば、食欲もなく、
長い間続けていた写真ブログも続けるのも面倒でいやになっていました。


(ヒガンサクラとヒヨドリ、3月16日)
そして追い打ちをかけるように、
1月下旬、鼻汁がひっきりなしに喉に垂れてくる後鼻漏が発生しました。
痰らしきものが出しても出しても喉を覆い、不快でたまりません。
2月初め、大病院の耳鼻咽喉科を受診、
かなりの鼻中隔湾曲症の持ち主であり、
それがもとのアレルギー性鼻炎による後鼻漏との診断、
そう簡単に治るものではないようで、1ヶ月様子を見ましょうと
点鼻薬と内服薬の処方を受け帰ってきました。
喉に痰が年中引っかかってなかなかとれない、
精神力が衰えている時だけにその不快さはより増して感じられ、
気持ちはますます落ち込んでいきました。


(カンヒザクラ、3月23日)
2月下旬やっと心療内科の予約がとれ受診、
不眠が主要因と思われる神経症、
昔で言えばノイローゼと診断され、
第4世代の抗うつ剤であるレメロンを処方される。
この薬、脳内のノルアドレナリンと
セロトニン神経を活発化させる作用があり、
副作用として眠気があり、
医者曰く「あなたにぴったりの薬です。」

このレメロンかなり効果があるようで
服用し始めて一週間ほどで、
鬱状態がだんだんとなくなり、
今はほぼ昔と変わらない精神状態に戻ったと感じています。
血圧も新しい薬を追加した効果で正常値近くに下がり、
後鼻漏も今はほぼなくなりました。
薬の力を借りている状態ではありますが
残りは睡眠だけとなりました。
相変わらず、睡眠導入剤を飲んでも
入眠するのに時間がかかり、苦労をしていますが
まったく眠れないことはなく、夜中の2時、3時、
いつのまにか眠りに入っています。
そして、今は、朝早く起きる必要のない身分、
気楽に考えられるようになりました。
そのうち、眠剤も鬱剤も飲まなくて良い状態になるでしょうと。


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