行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

ミスミソウなどスプリング・エフェメラル

2022-03-14 20:00:16 | 花,植物
ひな祭りも過ぎた3月5日、6日の散歩道、
ミスミソウなど、春の妖精(スプリング・エフェメラル)を写しました。


城山公園の山斜面にミスミソウの花が咲いていました(3/5)。
2日ほど前に通った時にはまだなにもなかったので、
咲いて間もない花たちです。


ここのミスミソウ、元は植えられたものと思われますが、
少しずつ増えながら、毎年花をつけます。
昨年は早く、2月下旬に花をつけていました。


葉が三角形に近く三つに分かれているのでミスミソウ(三角草)、
キンポウゲ科ミスミソウ属の多年草です。
ユキワリソウの名もあり、
スプリング・エフェメラル(春の妖精)といわれるものの一つです。


花弁のように見えるのは萼片、
色は白、紫、ピンク色などがあります。


道沿いの民家の小さいスペースにユキワリイチゲを見つけました。
多分、植栽されたものでしょうが、
本州西部から九州に自生するキンポウゲ科の多年草です。
そして、この花もスプリング・エフェメラルと呼ばれるものの一つ、
丘陵地帯の山際、道の側などに生育します。


キンポウゲ科フクジュソウ。
2月に咲き出した載せたものと比べて花数、花弁数が少ない種のようです。
フクジュソウもスプリング・エフェメラルの一つです。


里山の道沿いにクロッカスの花。
ヨーロッパアルプスなどでは雪解けの山に群生して見られるクロッカス、
日本に自生していませんが、春早く花をつけ、
初夏には姿を消すクロッカス、
スプリング・エフェメラルといってもよいかも知れません。
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