暑さの中,近所の野道を歩いてみました。
あちらこちらにオレンジ色の花,ヤブカンゾウが咲いていました(7/19,写真上,中)。
日本から中国にかけて,平地や丘陵地に広く分布するユリ科,多年草の花です。
藪萓草は八重花ですが,同じような花色で葉などがよく似ているものに,
野萓草(ノカンゾウ)があり,こちらは一重花です。
野萓草も同じユリ科,同じような場所に生育しているようです。
今回,2時間弱の歩きで,藪萓草は何回もお目にかかりましたが,
野萓草の花はなかなかありません。
圧倒的に藪萓草の方が多く存在しているようです。
野萓草も藪萓草も1日花といわれ,
すぐに花が散ってしまうところから,「忘れ花」とも呼ばれるようです。
写真下は最後の最後自宅付近に戻り,
こんな近くに野萓草があったのかと一瞬思った花,
花色を含め野萓草にとても似ていますが,少し違うようです。
多分ヘメロカリスといわれるものだと思います。
ヘメロカリスは野萓草などをもとに,
ヨーロッパで改良されたこれらユリ科の園芸品種の総称です。
野萓草の代わりに載せてみます。
萓草の藪の名ばかりの里野かな
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