行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

ヒイラギ、ヒイラギモクセイ、ギンモクセイ

2015-12-13 20:00:20 | 花,植物
11月が暖かったせいか、
今年は12月になってもヒイラギが花をつけていました。

ヒイラギ、ヒイラギモクセイそしてギンモクセイ、
いずれもモクセイ科モクセイ属、
秋に白い小さな花を咲かせるなどよく似ています。
勉強を兼ね、その3種の花と葉を比較して見ました。


盛りは過ぎた様子ですが
12月の青空の下のヒイラギの花(12/4)。
ほとんどの葉にヒイラギの代名詞である葉の縁の鋭い尖がり(棘)が見られません。
調べてみるとこの尖がり、
若い木に見られるもので老木になると角が取れて
丸みのある全縁のなめらかな葉が多くなるそうです。
まるで人間の性格のようです。


11月中旬に撮ったヒイラギ、
今あらためてみると、
尖がりのある葉と丸みのある全縁の葉が
約半分の割合で見られます。


これも11月中旬に写したヒイラギ、
若木だったようで尖がりのある葉がほとんどです。
花は枝にくっつくように咲き、
雄蕊が長く、発達しています。


我が家の庭に10月中旬に咲いた花です。
昨年までヒイラギと思っていましたが
ヒイラギとは雄蕊の様子など、花が違います。
ヒイラギモクセイのようです。


葉も尖がり小さく、
その数が多いなど注意して見ればヒイラギとは違います。
ヒイラギモクセイはヒイラギとギンモクセイの雑種とのことです。


こちらは、11月下旬、道端の植え込みに見つけ、
何だろうと思い撮ったもの。
葉に尖り(棘)がなく、
キンモクセイを白くしたような花です。
ギンモクセイにしては遅い花ですがギンモクセイです。

コメント
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