
(メジロ)
家々そして野の柿の木、実も葉も少なくなり、
数個の実だけが残されています。

(メジロ)
この数個だけ残された実、木守柿と呼ばれ、
来年もたくさんの実をつけるように祈願するとともに、
お腹を空かせた鳥たちのために残すのだそうです。

(シジュウカラ)
自然との調和を思う日本らしい慣習です。
そしてその景色に
秋が終わり厳しい冬をむかえる寂しさも感じます。
木守柿、冬の季語になっています。

(シジュウカラ)
メジロほどではありませんが、
シジュウカラも甘い果実が好きなようで、
柿の実によくきます。

(スズメ)
メジロやシジュウカラに混じりスズメが
柿の木にやってきました。

(スズメ)
秋の作物、稲にはたくさんで群がりますが、
柿には2,3羽で来ることが多いように思えます。

(ヒヨドリ)
メジロやスズメが柿の実をつついていると
それを追い払うようにしてヒヨドリがやってきて、
大きいだけに激しく実を啄みます。