行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

檀の実,槇の実

2010-12-07 23:03:02 | 花,植物
昨年の12月,すでに中の実は落ちて,
皮だけになった檀(まゆみ)の実を見ました。
今年は,まだ中実がある檀の実を撮ってみたいと思い,その木を探してみました。
もともと小さな木でしたが,
今年は夏の暑さのせいで弱ったのでしようか,
さらに小さく剪定され,葉もすでに枯れかけて,
実が一つ二つ付いているだけでした。



こうなると,きれいな檀の実を見たくなります。
そんな思いで道を歩いていると,偶然にも,
民家の庭から,はみ出すようにあるピンクの木の実が目に入りました。
檀の実です。
こちらは2mほどの木で,葉もまだ青々としています。
ピンクの外皮がはじけ紅い実が顔を覗かせています(11/28)。
檀は真弓とも書かれるニシキギ科の樹木,
木の材質が強く,よくしなるので弓の材料として使われたことから,
真弓の名があるようです。
5月頃,白い花が咲きますが,
小さく地味であり,あまり注目されません。
実のほうが,きれいで,おもしろみがあり,
檀と言えば晩秋にピンク色の外皮を纏った,
紅い実が尊重されますす。


同じ民家の道路際の槇の垣根,実が付いていました。
槇の木に付いていましたので槇の実と思われます。
槇の花はよく知りませんが,こんな実がなるようです。

時過ぎて美しく老け檀の実
緋の色の部屋に住みたる檀の実
コメント
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