
早春を代表する花木,山茱萸(さんしゅゆ),
中国原産のミズキ科ミズキ属の落葉小高木で,
別名は春黄金花,
たくさんの黄色の小花が春の日に輝き咲く様がよく分かる命名です。
踊り場なのでしようか,さらに悪くなるのでしようか,
景気がなかなかよくなりそうもありません。
卒業式も間近に控え,就職が決まらない学生も多くいるようです。
春黄金花,その名のように明るい希望のある時代を期待したいものです。
写真は民家の庭に咲いていた山茱萸,
山茱萸にしては大きな木に見事に咲いているので道路から撮らせてもらいました(2/27)。
花の終わった後に葉がでて,秋には秋珊瑚の別名のごとく,
グミのような楕円形の赤い実をたくさんつけます。
この実の乾燥させた果肉が山茱萸と呼ばれる生薬となり,
果実酒は滋養強壮の民間薬として古くから利用されているのだそうです。
来る春や空に満開黄金花