年が改まって早や2週間が過ぎようとしており、社会・経済・家庭では何となく普通の生活リズムに戻っているようだ。
ただし、年末年始休日には、スポーツ界では、大きなイベントなどで賑わっていたが、政界では相変わらず不穏な動きが燻ぶっており、そのマグマは益々膨れつつあるように見えるが、この危機感迫る不況を脱して、日本丸の再生が出来るのだろうか
政府は、財政建て直しの道筋も見えないまま、未だにバラマキ政策のマニュフェストの見直しすら示さないまま、来年度予算編成に四苦八苦しているようだが、一体、国民生活をどうしようとしているのか不安でならない。
そんな折に、連日、「伊達直人」や「肝っ玉母さん」などを名乗る人物が、児童相談所などにプレゼントを届ける「タイガーマスク運動」のニュースが相次いで報じられており、先ほどのお昼のニュースでは、全国すべての都道府県で130件を超えているそうだ。
すさんだ世相を受けて、善意の輪が広がり連鎖反応を呼んでいるようで、喜ばしい話ではあるが、穿った見方をするとブームのようになり自己満足的な行動のようにも受け取れる。
一方では、小学校の給食費支払いを拒否する家庭もあり、社会保障費の子供手当から差し引くなどの議論も出ているようで、表と裏のギャップは、まだまだ大きいようである。
やはり現在の政治の貧困な状態の一面を表しているようで、これらは「伊達直人」に頼らずに、『菅直人』がしっかりと事に当たるべき問題である。
政界に目を転じると、政局は相も変わらず混迷しており不安定な展望の見えない展開が続いており、一体、国民の生活を預かる政治家は、何を考えて行動しているのか?怒りを覚えて収まらない。
政権交代して1年余、あの小鳩政権がもたらした政治不信と混迷には、国民がどれほどの犠牲を強いられているだろうか?事ここに及べば、混乱を引き起こしている小沢氏には退場願い、一刻も早く衆院の解散して国民は今こそこの国をどうするのかを熟慮して、日本丸のかじ取りを託す政治を取り戻さなけれならない。
民主党に夢を抱いた幻想は終わっており、国民の生活・国家の命運を託すべき新の民主国家を目指しての国づくりは待ったなしであり、早期に展望を開いてほしいと願わざるを得ない。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます