地域の小学校の卒業式に来賓として招かれて出席しました。
この日は、県内の公立小学校では卒業式のピークとなり、多くの小学校で卒業式が行われたようです。
地域活動の縁から卒業式への参列は5年目となるが、子ども達の晴れの門出に立ち会えてその感動の場面を見るのは、本当に心温まる思いがする。
当小学校は小規模校で、今年も61名の子供たちが想い出多い6年間を終えて卒業の日を迎えたが、毎日の通学時に声をかけたあの子達の晴れ姿をみて、一回り大きく見えていた。
卒業式は手作りで演出されており、体育館内は子供達がこの日のために育てた満開のパンジーの花で花道になっており、一人ひとりがこの花道を歩いて卒業証書を受けるのである。
また、晴れ舞台では、6年間の想い出や今後の抱負を来賓や父兄の前で、スピーチしていたが、実に堂々としていた。
感激でウルルンした子も見られたが、父兄の方が感激で涙していたようだ。
ただ、父兄席では子供の晴れ姿をカメラに収めようと、カメラの放列が目立ち、早くから席取りもあったようだ。
将来への抱負で目立つのは、サッカーや野球のプロ選手になりたいと語る子が多いのは、今も昔と同じで華やかな生活に憧れてのことだろう。
多くの夢を高く抱いて、自分の道を切り開いて欲しいと願わざるを得ない。
校長先生からは、「夢と希望を持って、高い目標に向けて毎日の生活習慣を大切にして欲しい・・」と言葉が送られていた。
卒業式で歌われる歌も時代と共に変わっているようで、この日は在学生からは「Believe」、卒業生からは「街は光の中に」、最後に全員で「旅立ちの日に」が歌われていた。
我々世代では、「蛍の光」に「仰げばと尊し」が定番であったが、最近では殆ど聞かれず、その意味も理解できないのではないのかな~
若い世代には、卒業の歌にはPOP系が広く指示されているそうで、「3月9日」、「贈る言葉」、「卒業写真」などが人気ヒット曲だとか?
別れの歌も、 「歌は世につれ、世は歌につれ・・・」と、時代と共に変わっていくのだろうか
通学時に見守っていた卒業生からは、感謝のメッセージカードが送られたが、大いなる夢を持って、人生のハードルに挑戦して欲しいと握手していた。
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