湘南に早春を告げる二宮吾妻山公園に菜の花ウオッチングしてきました。
吾妻山公園は、「関東富士見百景」と「かながわの公園50選」に選ばれて、四季の花と富士山や相模湾を望めるビューポイントで湘南の名所となっています。
この時期には、早咲きの菜の花が6万本が咲き誇る花の名所でもあり、この日も快晴となり雄大な富士山が姿を見せていました。
二宮駅裏から約300段の急階段に取りつき、136mの山頂に向かいます。
急階段を登りきると、花木園では故郷の花越前スイセン(雪中花)が咲き始めて甘い香りを発して迎えてくれました。
展望台へ向かう途中に鎮座する浅間さんと呼ばれる「浅間神社」に参拝しました。
祭神は、木花咲耶媛(このはなさくやひめのみこと)はその名のとおり、咲く花の匂うような美女で、良縁を得られたので縁結びの神様として信仰を集めているそうです。
浅間神社からさらにアップダウンが続く急坂を登ると、山頂付近には多くの花見客が見られ、展望台からは雄大な富士山が聳え裾野まで稜線が見られ、湘南遺産の絶景が望めました。
展望台から雲の帽子を被った富士山と箱根連山に、北側には大山や丹沢連峰、海側には相模湾、湘南海岸が望める大パノラマが見られました。
芝生広場の中央には、シンボルツリーのエノキも美しい枝ぶりを誇っているようです。
撮影スポットでは、可愛いニャンちゃんがお座りして撮って撮ってとポーズしてカメラマンの撮り合いとなっていました。
その横には、ワンちゃんも現れてハイポーズしてくれました。(笑)
展望台周辺の緩やかな花の丘の斜面には、約6万株菜の花が咲き誇り、黄色の絨毯が敷かれたような絶景が拡がり、富士山などの山と相模湾の海とのコラボした色鮮やかな世界となっていました。
展望台付近には、鳥が好むマユミが赤い実をつけて菜の花とコントラストな姿が彩を添えています。
去り難い湘南のパノラマ絶景の眺望を堪能するひと時を過ごしていました。
一休みの後、梅沢口へ下山し川勾神社から二宮の石佛スポットを巡っていました【続く】