藤沢遠藤のコスモス畑で満開のコスモスを観て近くの宝泉寺から御嶽神社を巡ってきました。
宝泉寺は、曹洞宗の禅寺で福井の永平寺と横浜の総持寺の大本山に次ぐ中本山で湘南の大仏と言われる「寶泉大仏」が鎮座し、地域のパワースポットとなっています。
山門には、青銅の立派な阿吽の仁王様が立ち参拝客を迎えていました。
山門の横には、高さ約10mの大仏様も静かな表情で迎えてくれました。
鎌倉の大仏様とは異なり、右手を上に延ばし左手は膝の上で掌を下に向けて悪を抑えておられ、顔も優しい表情ですね。
観音堂には、「三十三観音像」が祀られています。
観音堂の屋根には立派な宝珠も飾られています。
本堂前には、大本山永平寺の開山道元禅師と總持寺の開山瑩山禅師の像が見られます
六地蔵さまも他で見られる六地蔵とは異なる大きさでした。
「なでぼとけ」のおびんずる様は、膝や腰が撫でられてピカピカに光り輝いていますね
ユニークな大きなお腹の布袋様の前に置かれた布袋玉は、布袋様をやさしく撫でて持ち上げると軽く感じる不思議な玉でしたが、参拝者の慈悲の心が現れるようです。
参拝して山門を出ると、境内にはハートの形をした蔓の葉が見られ、心和ませる光景が見られます。
心癒されて宝泉寺から近くの御嶽神社へ向かいました。
御嶽大神は、かつては遠藤村の鎮守の社と呼ばれ日本武尊が合祀されています。
参道の石段からは、正面に富士見ポイントとなっていますが、森の上に微かに富士山頂が望めます。
境内には、貴重な青面金剛像と猿二匹が彫られた庚申塔がありますが、左上手には三股叉・下手に棒を持ち、右の上手には輪宝・下手に縄を持つ四臂の珍しい庚申塔が置かれ県の重要文化財となっています。
後列には、三猿の像も見られ万治二年の庚申塔です
御嶽神社の周辺も竹林に囲まれた里山の原風景が見られます。
コスモスや秋の自然風景と歴史ある寺社の光景を楽しんだLSDジョグでした