MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

国立印刷局見学

2019年09月27日 | 地域活動
地域の自治連の視察研修会で小田原の国立印刷局を見学してきました。

印刷局では、日本銀行券(お札)や印紙、切手、官報などを製紙から印刷までの一貫工場となっていおり、興味深々で見てきました。
工場内では、お札の用紙を製造する製紙工程から原図や原版の作成、印刷・仕上げまでの印刷工程を見ることが出来、精巧な世界でもトップクラスの製造技術に誇りを感じていました。

工場内では、撮影は出来ませんでしたが、撮影が許されている展示室では、古今東西のお札や偽造防止技術の歴史などが展示されており、明治・大正から昭和・平成・令和へとお札の使われ方や製造技術の高さを学んでいました。


お札には肖像などの図柄に独特のざらつきをつける凹版印刷となっており、額面の文字や数字などにはインクを盛り上げた深凹版印刷で偽造防止が盛り込まれています。

また、光に透かすと模様が現れる透き入れは、紙の厚さを変えて図柄を表現するすかし技術です。




政府紙幣や民間紙幣、日本銀行券など、日頃の生活の中で大切なお金の歴史やお札の移り変わりの歴史が紹介されており、ひと昔まで使っていた懐かしいお札も見られますね






令和に入り一万円・五千円・千円札のデザインも新しくなり、肖像画も渋沢栄一・津田梅子・北里柴三郎に変わりますが、福沢諭吉・樋口一葉・野口英世の肖像画のスタンプコーナーも人気スポットでした。


一万円札を束ねた一億円を持ち上げる体験コーナーでは、試してみると約10kg以上の重さを感じていました。
今朝のニュースでは、3億円以上の大金を担いで逃走しているニュースが報道されていますが、考えられない事件ですね~


これまで全く知らなかった我が国の経済を支える日本のお札の歴史や時代のニーズに合った高度な印刷技術に感動した貴重な体験でした。

視察を終えて箱根の鈴廣かまぼこの里の「えれんなごっそ」へ向かい、ランチ交流会でした。
かまぼこの里も久しぶりですが、すっかり様相が変わり箱根の人気スポットとなっていました。
箱根登山電車を利用した新しくオープンした「CAFE 107」です。




ランチ交流会の後、小田原の歴史スポットの「尊徳記念館」へ向かいました【続く】
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