冬休み明け一発目のはっちゃけ隊です。
今月は東旭川の21世紀の森へ遠征です。
おめあては、ソリすべりとチューブすべり★
まずは
やっぱりチューブすべりからスタート!
しっかり固められたコースで、ものすごいスピードが出ます。
抵抗なく滑るためのコツをつかみ、距離ものばしていきます。
いっぽうで
おしりすべりソリすべりチームも、チューブ斜面から遠征し始めます。
たっぷりの雪が降り積もると
それまで以上に長距離、急斜面のすべりが楽しめるようになります。
雪がクッションの役割を果たすので
カチコチ斜面なら危なくて滑り降りられないようなところでも
ふか雪が下で待ち受けていたら、どんどん滑っていけます。
「すべる」ためには、「のぼる」がマスト。
へとへとになるので、ときどき休憩のために人埋めにかかったり…。
おひるごはんは、ログハウスにて。
去年もチューブすべりでお世話になった方が
「ストーブつけといてあげるから、おいで!」と声をかけてくれました。
とってもありがたいことに、あったかい室内ランチです。
ごはんもおやつも食べたところで
はっちゃけ隊も後半戦に突入。
今日は「イグルーづくり」です。
スノーソーという雪用ののこぎりを使って、雪のかたまりを切り出し
きれいに丸く積んでいって、かまくらのようにととのえて作りあげます。
そのためには
ぎゅっとしまった雪がどうしても必要です。
というわけで、一斉に雪ふみです。
ばっちり踏みかたまったので、つづいてスノーソーの登場。
最初はなれなくて、ボロボロのかたまりでしたが
スノーソーを使う技術も、すっぽりと掘り出すテクニックも磨かれ
きれいな雪のブロックが次々と切り出されていきました。
切り出されたブロックは
かたちをととのえながら、まるく並べていきます。
屋根までぴったりはめ込んで、完成です!
が
ここで看板を作る!とひと騒ぎに…
巨大なかたまりをソリで運ぼうという作戦です。
ばっちり看板まで、できあがりです!
イグルーの中は、想像以上にあったかです。
みんなの熱気でカメラがくもってしまうくらいに。
ちいさく見えるのですが、結局11人まで入室可でした。
このイグルーを作るには、たくさんの仕事があります。
雪を踏む
→スノーソーで切る
→スコップでブロックを引き上げる
→きれいなかたちに整える
→ソリに乗せて現場に運ぶ
→現場スタッフに手渡す…etcetc
誰がどの作業をするのか、まったく言及しなかったのですが
みんなは、それぞれに自分の仕事を見つけていきました。
ひとりはスノーソーという道具を使いたいから。
ひとりは真四角にブロックを切りたい!という思いから。
ひとりは雪のかたまりを持ち上げる力があるから。
ひとりは誰も買って出ない「運び屋」という役割の存在に気づいたから。
はっちゃけ隊というちいさな社会で
自分自身が楽しめる
みんなの役に立つ
自分の役割を見出して働くことで
イグルーというひとつの「かたちあるもの」を一緒に作り上げました。
その達成感がどんなものだったか
きっと
おうちの方には伝わっているのではないでしょうか??
さあ!
次回3月のはっちゃけ隊は「最後の雪あそびツアー」
行先は…とある峠。
最終回へのご参加、お待ちしております♪
東川校/木村恵巳(めめ)