子ども達のための自然学校・イエティくらぶ

NPO法人ねおすが主催する「子ども達のための自然学校『イエティくらぶ』」の活動報告をアップしています。

9月のイエティくらぶ札幌校~イエティーズ~活動報告

2007年09月18日 01時16分51秒 | 札幌まるやま校
数時間前まで降り続いていた雨もあがり、
参加者の皆さんも円山公園まで集まってきてくれました。

今回の参加者は11組の親子で、子どもは14名、大人は11名でした。
新しい顔ぶれの親子も3組来てくれました。
スタッフは7名だったので、総勢32名で始まった9月のイエティーズでした。

今回のねらいは、
まずは「子どもが主体的に、自然のなかでいろんな気づきを得る」
ということでした。
そのねらいを達成するために、
今回は特に何か決まったアクティビティを子どもたちに提案することなく、
まずは森へみんなで入り、子どもたちが感覚を開くのを“待ち”、
そして何かに気づくことを“待つ”。


そんな時間、空間、雰囲気を作り出した最初の時間でした。
“待つ”とはいっても大人は何もしないわけではなく、
大人は大人で何かを見つけて驚いていたり、
子どもが見つけたものを一緒にみたりと、
「何かを子どもにさせよう」としているのではなく、
子ども自身がなにかに気づくことを楽しみにしながら、
大人自身も森の中で感覚を開いてリラックスしていました。

そこでは、雨があがりに出てきた大きなナメクジを発見したり、
ひたすらワラジムシを探して、杉の木にいるのを発見したり、
色とりどりの葉っぱを集めたり、
割ると中から赤くてきれいな実が出てくる実を見つけたり・・・と、
子どもの目線でしか見つからないようなものを
大人が教えてもらっては感動し、
大人が見つけたものに子どもが感動したりと、
子どもはどこら中で、
いろんな発見に小さな喜びや達成感を感じているようでした。
だから、同じ場所をず~と動かないで集中している子が沢山いました。
(いつの間にか親も夢中でしたね)




その後は、もう大人が何もしなくても、
自分たちの世界でいろいろと散策や木登りや宝物さがしなど、
“こどもの時間”がいろんなところで、展開されていました。
大人はその子どもが何かを乗り越えようとするときに、
最低限・必要な分だけ手を差し出して、
タイミングよく手助けすることをするだけでした。

お昼ごはんを食べた後は、
集めてきた自然物からなにかをつくる時間をとりました。
つまようじや、折り紙、トレイ、バケツ、ハサミ・・・など、
そんな道具たちを使ってみんなは、
葉っぱのお面をつくってお化けごっこをしたり、
ノリノリの太鼓あそびをしたり、
ダンベル?をつくったりと、全員が違うことをしていて、
本当に楽しく遊んでいました。




そして、最後にはかざぐるまの山田さんに絵本を読んでもらって、
おつきみの準備をすることにしました。
即席でつくった“花瓶”を手に持って、
それぞれ好きなように秋の野花を集めていました。
(でっかいカタツムリをひたすら集めている子もいましたね)



最後のおやつもみんなで食べて美味しかったね!

***************
10月のイエティーズは10月21日(日)です。
場所は札幌ふれあいの森です。

今度はどんなイエティーズになるかな?いまから、すごーく楽しみです!


(イエティーズ担当スタッフ 西埜(もんきー))
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