子ども達のための自然学校・イエティくらぶ

NPO法人ねおすが主催する「子ども達のための自然学校『イエティくらぶ』」の活動報告をアップしています。

小さな町でホームステイ あびらぐらしキャンプ

2016年01月10日 17時37分51秒 | いぶり校

雪がと~っても少ない苫小牧です。

本年もイエティくらぶをどうぞよろしくお願いします。

これからあびらの人と過ごすあびらぐらしの旅へ

JRに乗って出発です。

  

 

席に座って窓をのぞくと、手を振るお父さん、お母さんたちを発見。

行ってきまーす!

ガタゴト列車に揺られていると、眠る間もなく目的地に到着しました。

駅に着くと、札幌のお友達が先に到着して待っていました。

これでキャンプのメンバーが揃ったね。

駅からは街中を歩いて、町民センターを目指します。

 

 

あびらぐらしの2日間の予定を伝えます。

みんなにはあびらで過ごす間に「あびらって〇〇なところ!」を

見つけてもらうようにお願いをしてみました。

 

さて、午前中はあびらな人猟師さんの登場です。

安平町は農業が盛んな町です。よって育てている作物を食べてしまう

鹿の被害から畑を守ってくれている訳です。

これから一緒に森を歩いて、何を手掛かりに動物を見つけるのかに

迫ってみよう。

出発前に鹿の気分になってみました。

 

歩いているとたくさんの足跡を発見です。

同じような形の足跡からも、触ったときの雪の硬さで歩いた時間が分かること、

鹿のオス・メスの見分け方、猟の方法がいくつかあるということ、鹿の特徴について

教えてもらいます。

  

 

戻ってから、猟に持っていくカバンの中を見せてもらいました。

ストックにに付いていた鹿の角、てっきりオシャレでと思いきや

鉄砲がぶれないように構えるためのアイテムでした。

欲しくなるようなアイテムがあったり、いろんな動物の毛皮を触って

さわり心地の良さを確かめています。この中ではやっぱりウサギかな。

  

 

気になったアイテムをお借りして、ハイ、チーズ!

猟師さん、貴重なお話ありがとうございました。

 

お昼ごはんには、お弁当と一緒に鹿肉シチューをいただきます。

お味はいかが?

    

 

お肉の次は猟師さんから頂いた鹿角を使ってクラフトタイム。

角を眺めながら、この部分を使って何か作りたい!と切っては見たものの

ん~。何を作ろう?頭を悩まてペンダント、鉛筆立て、植木鉢など様々な

鹿角作品が生みだされました。

       

 

いよいよあびらぐらし本番、ホームステイに向けてホストファミリーの方に渡す自己紹介カードを作ります。

 

 

ホストファミリーの皆さんがお迎えに来てくれました。

対面式はドキドキワクワクな瞬間です。

先ほど作ったカードを渡して自己紹介、よろしくお願いします。

 

 

農家さん、お蕎麦屋さんをお仕事にしているお家でひと晩お世話になります。

私も一緒に民泊へ出発です、よろしくお願いします。

みんなどんな時間を過ごしてくるのかな。いってらっしゃい。

  

 

お家に着いてからは、おしゃべりをしたりお姉さんと遊んでとても楽しそうです。

玉ねぎで涙を流しながら、夜ごはんのカレーを一緒に作ります。

 

ごはんを食べたあともたくさん遊んで、一緒にお風呂に入り寝るまで

ず~っと遊んでいました。もちろん寝るときも一緒です。

明日は犬の散歩に一緒に行く約束をしたようです。

それではおやすみなさーいzzz

 

2日目

おはようございます。

今日もとってもいいお天気です。

朝ごはんを食べて、お布団を畳んだあと、見たかったテレビのあとだった犬の

散歩、犬と目が合う度にたまらなくなってテレビは見ず、散歩へ出発です。

散歩コースはどこまでも真っ直ぐな道路。散歩中は1台も車が通りませんでした。

  

 

楽しい時間はあっという間です。

今日も泊まりたい、いいでしょ。あびらぐらしを堪能したようです。

また遊びにくるね。と約束をして連絡先を交換しました。

 

ホームステイからみんなが戻ってきました。

陶芸で湯のみ茶碗を作った、みんなでトランプをして楽しかった、

みんなでピザを作ったよ、にわとりにエサやりをしてきたなどなど。

みんなそれぞれあびらぐらしを満喫してきたようです。

 

お昼ごはんを食べたら、列車に間に合うように駅に出発です。

街中を歩いて駅へ向かいます。

さて、これから行く駅は何駅でしょうか?と問題を出してみると

正解が出るまで時間がかかりました(汗)

これでまた列車に乗って来られるかな。

 

駅の中にあるお店で、お土産タイムです。

さて、何を買おうかな~。

 

札幌のお友達とはひと足先にお別れをして、苫小牧組も列車に

乗っていざ苫小牧へ。

 

他のお家でもあびらぐらしをしてみたいより、同じお家にまた行きたい!

に全員手を挙げていました。

あびらって〇〇なところを聞いてみると、楽しい!、景色がきれい、自然が

豊かなど、安平町に住んでいるお家で過ごしたことによって、人の温かさを

通じて町の魅力を深く感じることができました。

今回のホームステイを受け入れて頂いたホストファミリーの皆さま、猟師さん、

ホームステイの受入れや活動プログラム関係の協力や調整して頂いた方々

には心から感謝しています。本当にありがとうございました。

 

また安平町で会いたいね。

 

いぶり自然学校

山田 由美子(やまちゃん)

コメント
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