子ども達のための自然学校・イエティくらぶ

NPO法人ねおすが主催する「子ども達のための自然学校『イエティくらぶ』」の活動報告をアップしています。

イエティくらぶ札幌まるやま校・月例「THE CAMP in ISHIKARI」2日目

2015年09月21日 20時11分13秒 | 札幌まるやま校

朝早くから子どもたちの声が聞こえていて、男子は6時前から起きておしゃべり。

外に出てみるといい天気、今日は大丈夫かな~なんてお話をしながら朝ごはんの準備です。

朝食のメニューは「オープンサンド」「コンソメスープ」「りんご」「ヨーグルト」「とうもろこし」

昨日の夕ごはんづくりで手際よくグループで別れ調理をしていきます。

調理から約1時間で「いただきます!」

 

やっぱり朝からもりもりです。

「おかわり」「焼きとうきびで食べる」「こっちの予備のおにぎり食べていい?」などなど

食欲はとどまるところを知りません。

 

やっぱり自分たちで作ったご飯はおいしいのです。

誰もが残さず食べようとする姿勢がとっても素敵でした。

 

それでも片付けはちょっと苦手、時間をかけてキレイにお片づけです。

今日2日目のテーマは「石狩の食、地域、文化を知る」です。

まずは石狩といえば・・・の鮭を求めて厚田の漁協・市場に出発です。

車に揺られて30分市場に到着。

いくらの入ったメスの鮭を探していたらまさかの売り切れ・・・

と思ったところに一匹あったよ!という声が。

念願のメスの鮭をゲット!

続けてイカが食べたいってことでなぜかイカまで購入、果たして食べきれるのか?

 

市場の帰りに石狩の浜辺に立ち寄って遊びます。

貝殻を集めたり、野球をしたり、砂浜に字を書いたり

風が強い中でも子どもたちは元気いっぱいです。

 

昼に戻ってきたらお昼ごはんの準備です。

お昼ごはんは「羽釜ご飯のおにぎり」「野菜たっぷりけんちん汁」「りんご」「とうもろこし」

テキパキと調理の準備が済んだら。

ご飯が炊けるまでの間を利用して夜の寝床作り、テントをたてます。

男子と女子それぞれ2張り協力して立てたら、寝袋やマットを運び込みます。

午前中の雨もすっかりやみ、青空が広がってきました。

ご飯が炊けたので炊きたておにぎりを作ります。

中に好きな具材を入れたら、ラップで握ります。

炊きたてだからものすごく熱くてうまく握れない・・・とか言いながらもしっかりと握って完成。

今回も太陽の下で「いただきます!」

 

毎回のことながら食べ終わったあとは片付け、食事が残ることがほとんどありません。

みんなキレイに食べちゃいます。今回は朝に少し残ったパンもペロッと食べちゃいました。

 

午後は石狩の地域性や文化ってなんだろう?

実は農業も盛んです、ということで午後は「はるきちオーガニックファームで収穫体験!」

長靴に履き替えていざ畑へ。

 

はるきちさんにガイドをしてもらいながら、まずはじゃがいもを手で掘る、土の柔らかさに大感動。

調子に乗ってコンテナ2つ分掘ってしまいました。

続いてはヤーコンをズボッと抜いたのを見せてもらい、一本ずつ収穫。

 

さらにはキャベツやポップコーン用のとうきびなどを見せてもらいながら、

一輪車で野菜を運びます、これが意外と難しい。

ホオズキを味見、黄色いのが甘いぞ~といいながらたくさん拾って味わっています。

 

畑がすご~く広いので、たくさん歩いて大根、人参、ねぎ、ゴボウも収穫。

この柵はなに?電気牧柵、動物よけなんだよ。

さっき昼ごはんを食べたばっかりなのに、とうもろこし「ピュアホワイト」食べていいよ。

との言葉にみんなむしゃむしゃ、

おみやげにした子どももいましたが、

食べた子どもはをその甘さにびっくり!

最後は枝豆を収穫させていただき1時間30分みっちり畑を堪能しました。

これらの食材を使ってこれからの食事を作っていきます。

 

畑から戻ってきたら鮭をさばきます。

3枚卸です、初めて見る子どもたちは興味津々、ちょっと苦手・・・という子どもはお味噌汁作り。

頭を落として、お腹を裂いたら筋子がたくさん!

みんないくらだ~ってテンションがMAX!

内臓を綺麗に取り除いて血合いを取ったら3枚に切り分けます。

ここからは子どもたちの出番、鮭の切り身を作っていきます。

「ヌルヌルする~」「野菜と違ってなんか難しい」

切り身が終わったらちゃんちゃん焼き用の野菜を切っていきます。

筋子は明日朝イクラ丼を食べるために、「いくら」にして味を整えます。

 

今日の晩ごはんは「ちゃんちゃん焼き」「羽釜ご飯」「水菜ともやしの味噌汁」「とうもろこし」「大根の浅漬」「枝豆」

自分サイズのアルミホイルにきった鮭に具材を乗っけて包み焼きです。

火おこしもしっかりと。

けいたが抜群の火加減で、焦げることなくみんなのちゃんちゃん焼きを焼き上げ、

外は暗いので夜は室内で「いただきます!」

 

今回も黙々と食べています、さっき畑でたくさん食べたことはどうやら忘れているようです。

予備で用意したちゃんちゃん焼きも羽釜のご飯も味噌汁も綺麗になくなりました。

 

これだけ綺麗に食べてくれると大人も嬉しくなっちゃいます。

さぁ今日はお風呂に入りに行こう!

あいの里の温泉まで夜のドライブ

2日間の汗をさっぱりと流します。

 

帰ってきたマシュマロがどうしても食べたい!と昨日から言われ続けていたので

焼きマシュマロのデザートです。

 

さぁちょっと遅くなったけど今日はテントでの就寝だったね、

防寒をしっかりして寝ましょう「おやすみなさい!」

 

一緒に寝たスタッフの話だと10分後には全員寝息をかいていたようです。

明日は思い切り遊ぶ一日、天気になりますように!

 

カツオこと高野克也

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イエティくらぶ札幌まるやま校・月例「THE CAMP in ISHIKARI」1日目

2015年09月21日 19時37分08秒 | 札幌まるやま校

シルバーウィークを利用して2泊3日のキャンプをしに石狩へ。

今回はエゾロックに協力を頂いての石狩の魅力を存分に味わい楽しむ3日間です。

途中でグループに分かれて食材の買い出しをします。

車で約1時間、美登位創作の家に到着。

お昼ごはんを外で食べてひと遊び!

グランドで鬼ごっこ。

しばらく遊んでいたら雨が降ってきました。

タープを食べてしばしまったり。

実は今回のキャンプすべての食事をほぼ子どもたちの手で調理します。

熱源も薪がメイン。

初日の今日のテーマは「3日間のエネルギーを作ろう!」

ということでエゾロックが「NIONOMIYA」の活動を行っている場所におじゃまします。

活動場所の説明を受けたら薪づくりがスタートです。

スタッフのみなさんがしっかりと指導して下さいます。

剛腕くんを使って大きな薪に挑む子どもたち。

 

焚き付け用の薪をつくるためにナタを利用して細かく薪をしていきます。

 

1人で挑戦したり、友だちと協力してみたり、

固い薪にナタで苦戦しながらもなんとコンテナ5箱分近い薪を割りました。

 

5箱分の乾いた薪を交換していただいて宿泊棟に戻りいざ調理スタート!

今日のメニューは「中華丼」「中華スープ」「豆腐サラダ」「羽釜ご飯」

それぞれのグループに分かれて調理開始です。

 

包丁に慣れていないもの、慣れているもの、

火をおこしたいものそれぞれですが、

美味しいご飯のためならなんのその、みんなできることを一生懸命やっています。

玉ねぎが目に染みる、台所が暗いってことでこんな姿に。

調理開始からちょうど2時間で夜ご飯が完成。

今日は雨なので室内で「いただきます!」

みんな黙々と食べています、しゃべり声が聞こえない・・・

お腹が空いていたのかな?それともまだみんな緊張してる?

 

でも次々に「おかわり!」という声が聞こえてきます。

見事に全ての食事が完食!

そして昼間にご挨拶した、近所の農家さんから差し入れで頂いた「スイカ」をデザートに。

もうお腹いっぱい!と言いつつも別腹ということで一玉完食。

片付けもしっかりして、寝る準備。

夜は雨も降っていたので、ゆっくり室内で過ごしていましたが、

夜ご飯の残り火を使って明日の朝ごはんのために頂いたとうもろこしを茹でていたところ、

「食べたい!」との声が。

この声を聞いた瞬間に、今回のキャンプはものすごく食べるキャンプになると確信したのでした。

 

タープの下で茹でキビと焼きとうきびを食べながら

明日の予定や今回のキャンプで楽しみなことなどをみんなでお話していたら

寝る時間となりました。

 

明日はどんな一日になるのでしょうか?

天気を心配しつつみんな眠りへと落ちていきました。

 

カツオこと高野克也

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